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感情は伝染する

私は感動系の映画やドラマ、青春もののドキュメンタリーなどを見ると一発で泣いてしまうくらい涙もろい人間だ。

「君の膵臓を食べたい」なんかは映画でテレビで録画で4回くらい見たが4回とも泣いている(笑)


誰かが目標に向かって頑張る姿にもグッとくるし、周りに嘘をついて自分を強く見せている姿にも心打たれ、考えさせられるることもある。

恐らくこういったドラマや映画、ドキュメンタリーを感動する人もいればそうでない人もいると思う。そしてそれは人それぞれの楽しみ方、受け止め方があって然るべきで、正解などない。

でもどうして自分は涙するのかということに焦点を当てて言語化すると、似たような経験をしているから感情移入できるのだと思う。

人は今、「ストーリー」に興味があり、自分自身を投影する。
だから知らないものより知っているものに対して感情が爆発するのは当然なのかもしれない。

だから人それぞれ感動するポイントは違う。
だったらいろんな経験をして共感できるポイントを増やした方が充実するだろうなぁ、と考えた今日この頃。

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本題はこれじゃない。本題として、私は

”感情は伝染するもの”

だと思っている。

これは良い面でも悪い面でも当てはまる。

それこそさっきの「共感して感情移入する」

もらい泣きだったり、つられ笑いのように誰かが泣く姿を見るとこっちまで泣けてきて、誰かがニコニコしているとこっちまで表情が柔らかくなる。

最近で言えば「Nizi Project」と称して行われた「NiziU」誕生までの過程を、感情移入して感動した人も少ないないだろう。あれもメンバーたちが手を抜いていたり、ギスギスした関係でやっていたりしていたらあそこまでの反響にならなかったはずだ。

ひたむきに取り組む姿、切磋琢磨する姿に感動し反響を生んだ。


私自身、野球部だったためチームの中での「感情」が持つ影響ってすごく大きく感じていた。

練習や試合でもどこか空気感で気持ちが切れている時ってある。その時は、それが全員に伝わっていき、ミスの連鎖が生まれていく。誰かがダルそうにやっていたり、勝つことを諦めていたりするともうその瞬間、チームの歯車は崩れていく。一人の力で何とか出来ないのがチームプレーの難しさでもあり、面白さでもある。

逆に試合で負けていても、全員が諦めない気持ちで統一されているとさっきまで打てていなかったピッチャーからヒットが連続で出たりする。試合の流れとは面白い。

野球を通じてまさに「感情って伝染するな」と実感した。

あ (6)

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感情は伝染する、ということが分かったうえで自分はこれからどうしていきたいか。

まず一つは、自分の一挙手一投足で「いい影響」を与えられる人でありたい。「いい影響」というのが抽象的なので少し言語化すると、

自分が何か目標に向かって全力で取り組む姿を見せる。
ズルと嘘は禁止。何より笑顔でいる。
否定から入らない。興味を持つ。
+α 
ネガティブな感情も隠さない

最初の方に挙げたのは「こうありたい」と強く意識するものだ。

言葉も大事だが何より背中で見せられる人でありたい。
そして嘘とズルは周りを自分を幸せにはしない。
笑顔でいればとりあえずみんな楽しい気持ちにはなる。
まずは自分が相手を好きになる。

こういった思いが込められているが、私の中では+αもめちゃくちゃ大事。
「ネガティブな感情も隠さない」。

正直、ポジティブであるに越したことはない。ただ現実としてどうしてもネガティブな部分は発生してしまう。そこに蓋をして隠すだけでネガティブが消化されるような人間でないことは自覚している。だからネガティブな感情を抱いている自分というのもしっかり受け止めていきたい

その姿勢で周りに対しても「ネガティブは必ずしも悪いことではないよ」ということを伝えられたらなと思う。

そして何より、自分も頑張る前提で、それとは別に何か夢や目標に向かって頑張る人を応援し続けたい。何よりその時間が自分としても一番感情を揺さぶられて、次の一歩を進む原動力になっている。

じゃあ夢や目標を持てない人を見捨てるのか、という意見が出るかもしれない。正直に言うと、今の自分の力でその人たちに何か出来る力量はない。ただの自己満足になりかねない。だからこうやって記事を書いて心に訴えかけることしかできない。

でも、でも絶対に見捨てることはしない。
綺麗ごとかもしれないけど、いつかは絶対「今、夢や目標を持てていない人たち」も自分の夢や目標に向かって頑張ることが出来る環境をつくりたいし、そういうのが「当たり前」な状態をつくりたい。

noteやTwitterで発信をするのはその第一歩であるし、就職するのもその一歩である。

「感情は伝染する」なら少しでも多くの人が、出来れば全員が、叶えたり達成できたりするかどうかは別として夢や目標に向かって頑張っていることが理想だ。

誰かが頑張る姿を見て、私も頑張ろうとなる。

良くも悪くも感情は伝染する。
だったら良い伝染を生み出していきたい。

今後の記事の質向上のための資金として使わせていただきます!