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はたらくうえで大事にしたい関係性

4月1日。
新年度の幕開けだ。

かといって私が働く会社は12月締めだから年度の切り替わりのタイミングでもないし、4年目にもなると、「新しい1年始まったな!」という感じはしないのが正直なところ。

そんな中でnoteの投稿テーマで、
#新社会人に伝えたいことというものがあったから、偉そうに言える立場じゃないのは百も承知の上で思うことを書いてみたい。

単刀直入に言葉を選ばずに言うのであれば、

生かすも殺すも自分次第だし、生かされることを待っていちゃダメで殺されることを受け入れちゃダメ

といった感じか。

私がいる会社は入社式と同時に、社長直々に理念研修をしていただけるのだが3年前の入社式で聞いて今でも耳に残る言葉がある。それは、

「自分の理念を大事にしましょう。
自分の理念があってこその会社の理念です。」

ということ。

会社に理念やミッション、ビジョンがあるのと同じように、個人個人にも理念やミッション、ビジョンというのはあるわけで。

強調しておっしゃっていたのは、自分の理念の延長線上に会社の理念がある状態が自分にとって一番理想の状態である、ということ。会社を良きように使ってください、ともおっしゃっていた。

会社というと、社員はそこのルールに従う、何となく「支配下」のイメージがある。だけど違う。自分があってこその会社であって、自分が叶えたい夢や掲げている理想を実現するために、会社を活用していくことが大事なんだ、と。

人生において「働く」にあてる時間ってきっと膨大なものになる。
その時間を、指示された受動的なものに費やすか、自分が掲げている理想を叶えるためのきっかけとして活用していくか、

まさにその貴重な時間を「生かす」も「殺す」も自分次第だ。


もう1点。

上の話に続くことだが、「生かす」も「殺す」も自分次第だからこそ、生かされることを待っていてはいけないのもまた真理だと思っている。

やりたいことが出来ない、待遇が悪い、もっといろんな挑戦したい、
など働いているといろんな不満が出てくるかもしれない。

不満が出ること自体は悪いことではないと思っている。それは現状に満足していないということだから。変わりたいと思っているわけだから。でも不満を言うだけで終わっちゃいけない。結局は自分から動くしかないのだ。

「会社は学校じゃない」というのはよく言ったもので、会社って何かを教えてもらう「だけ」の場所じゃないし、いろんなことに挑戦する「だけ」の場所じゃない。働いた対価としてお給料をもらっている。すなわちそれ相応の責任がある。

何か思うことがあるのなら、その責任を果たしながらそのうえで自分から働きかけなきゃいけない。誰かが察してくれるものじゃない。でも裏を返せば、自分次第でいろんなアピールが出来るということでもある。

ただ言葉はちょっとキツイが「殺されてもいけない」と思っている。どこか会社に所属して働くということは、確かにその組織の一員であるが、”そこだけがすべてじゃない”という距離感も持っておきたいもの。元気な自分あってこその「働く」であり、「生きる」ということだと思う。


「生かす」も「殺す」も自分次第で、
「生かされる」ことを待っていてはいけないし、
「殺される」ことを甘んじて受け入れてもいけない。

自分という軸をしっかり持って、そのうえで属する”そこ”で何をするべきか、何をしたいか考え行動する。

そんな関係性を大事にしたいし、大事にしてもらいたい。

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