"関係性"の整理
出来ることが増えると関わるものが増えていく。
国語、算数、理科、社会、英語etc…
学生の頃は教科が分かれていて、その教科ごとに必要な知識を覚え、その教科のテストで身につけた知識をアウトプットすればそれでよかった。
だけど社会って違うし、仕事って違う。
本当に様々な知識や概念の融合だ。
関わる領域が広がれば広がるほどそれを感じる。
そして「やりたいこと」「やるべきこと」「やらなきゃいけないこと」であったり、
「日次でやること」「週次でやること」「月次でやること」「不定期でやること」であったりなど、何か取り組むにあたってのレイヤーも様々だ。
それはそれはもう"関係性がぐちゃぐちゃ"になりがち。
目の前のことに集中するのは大切だ。
だけど目の前だけに集中をしていると、わんこそば形式のタスク処理になってしまう。作業をこなすこと自体はすごいけど、あとから
「自分なにやってたんだっけ」
とか、「これ、今どうなってる?」と質問されたときに、
「あれ、〇〇ってどこに整理してたっけ?」
みたいなことになりかねない。全部が独立したものになっちゃうと危険だ。
だから常日頃から『関係性の整理』をしていかないといけない。
AとBはどんなつながりがあるのか。
それは上流から下流という「縦関係」なのか。
それとも1つの目標に対し、別のアプローチとして並ぶ「横関係」なのか。
はたまた意外なところでつながっている、みたいな「螺旋関係」(今勝手に名付けました)なのか。
それらを頭の中だけで整理しようとせずに、書き出してみる。
だから最近ノートにも書き出すし、タスク管理ツールも無料のものを使い始めた。
きちんと分けて分けて考えるんじゃなくて、いっそ「全部どこかでつながってるんじゃないか」というつながりを見つける精神でやっていく。つながっていた方が面白いし、やりがいだし。
道に迷ったとき、よく言われるセリフベスト10ぐらいには入ってそうなセリフに、
がある。
これってまさに言い得て妙だなと思う。
一見つながっていないような道でも、俯瞰してみれば全部つながっている。そこのつながりを見つけていくのが面白いこと。
これは関係性も一緒だと思う。
目の前のことに対して一生懸命やるのもいいけど、ちょっと俯瞰して「い甘やっていることは何とつながっているのか」を考える習慣を大切にしていきたい。
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