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〜人種とスポーツを知るために映画を見よう〜

今アメリカ全土で起こっていることを日本人が全員共感するというのは不可能でしょう。何故なら「自分ごと」ではないという人も多いからです。正直言って、今世界のどこかで起こっている紛争を自分が全て把握しているかといえば全く出来ていません。それが現実。

ですがスポーツに関わる人にとっては、アメリカというのは繋がりが強いのではないかと思います。アスリートが米国でプレーしている場合もあれば、あなたが応援する日本のチームにもアメリカ人選手がいるかもしれません。そして支援してくれているスポンサー企業もアメリカを始めとする世界中でビジネスを展開しているかもしれません。

そのため、全くの他人事ではないはずです。暴動や剥奪。このような過激的な映像や画像がネットを覆い尽くしていますが、それは一部ではあります。平和的に自らの思いを訴えようとしている人たちも多く存在するのです。まずはそれを知ってもらいたい。そしてスポーツという手段で人種の壁を切り開こうとしてきた例もこれまで多くありました。

それを知る入り口としては、まず映画を見たり、本を読んだりすることが一歩目としては良いのではないでしょうか。幸いにも実話を元にして”人種”をテーマとする洋画作品は多く存在します。ここでは私がオススメする3つの作品を。

まず挙げるのが「42〜世界を変えた男〜」メジャーリーグ初の黒人選手として歴史を作ったジャッキー・ロビンソン氏を描いた作品。

MLBでは今も全員が背番号「42」を背負ってプレーする日があります。

次に紹介するのが、人種の壁を乗り越えたチームの日々を描く「タイタンズを忘れない」。こちらは1971年に教育改革によりヴァージニア州に生まれた白人黒人混合の高校フットボールチームのお話。

そしてこちらも実話ですが、1966年のテキサス・ウェスタン大学のバスケ部を描いた「グローリーロード」これも人種の壁を超えてチームとして闘うストーリー。

スポーツの世界だけでなく、人種をテーマにする作品は本当に多く存在します。最近では「グリーンブック」も日本でも話題になったかと思います。

今アメリカで起こっている暴動や略奪の映像を見て、怖いな、前もこんなことなかった?という風に留めておくのだけではなくぜひこの機会に色々知ってみることも必要なのではないでしょうか。

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