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開幕戦はお祭り NHLキャピタルズの観戦レポート

ワシントン・ウィザーズと同じ本拠地のキャピタル・ワン・アリーナをホームとするNHLキャピタルズの開幕戦を現地観戦しました。

街中ではすでにバーが開幕を記念して午後4時から全てのビールを5ドルで販売との看板も。

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試合は午後7時半開始でしたが、午後4時頃からアリーナ前ではお祭りムード。コロナ前であれば現役選手も登場してレッドカーペットイベントが開催されるのですが、今季はバーチャル。それでもマスコットやOBなども出てきて、バンド演奏やフェイスペイント、そして様々な写真スポットが用意されていました。

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19ヶ月ぶりに観客無制限での試合開催にアリーナでは「Welcome Back Fans!」とおかえりメッセージを掲載。こちらにもビールブランドのBUDLIGHTがスポンサーとして掲載されています。来場者はマスク着用の義務があり、チケットはデジタル化で入場もスムーズでした。

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来場者にはスケジュールマグネット、そして光るフォームスティックが座席には置いてありファン参加型で開幕感を演出(ちなみに各座席に置く作業を促すメールが午前中には来ていたため、社員みんなで設置)。ビジョンにはパートナー企業を明記した上で「オープニングナイト」と記載されていました(トップ画)。

プロジェクションマッピングを含むメンバー紹介の演出、そしてNHLならではのカナダとアメリカ両国歌が歌われ盛り上がりは最高潮に。ビジョンを縦に使うことで映像の躍動感や立体感も増し、ウィザーズでもシーズンが始まったらこのような使われ方をするのか注目したいと思います。

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試合中にもビジョンを活用して様々なアクティベーションがあり、リンク上の動きが止まった瞬間にはすぐさまファンを楽しませたり、興味を持たせたりする仕掛けで飽きさせません。

さらに驚いたのが、ファン参加型で始まったリンク上でのルーレット。

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このアリーナに直結して新たに誕生したのはスポーツベッティングをすることが出来るスポーツブックの施設。シーザーズとのパートナーシップアクティベーションにより、試合中にオッズ等などの話題を提供するという斬新さ。今からでも賭けに行くのは遅くないよと言わんばかり。今後リアルとスポーツベッティングの世界観の融合は会場内でもどんどん増えていくでしょうね。

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キャピタルズとシーザーズは2022-23シーズンからNHLが開始する胸スポンサー枠にいち早く合意。正式に胸に企業ロゴが含まれるのは来季からになりますが、今からパートナーシップをより強固にしていく取り組みがどんどん見られることになるでしょう。

帰り際にはキャピタルズの開幕を祝う垂れ幕を発見。街中を歩けばもっとこういった盛り上げは至るとこで行われていたんでしょうね。

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