見出し画像

宇宙から地震予測!?JAXAが採用した新実験に可能性しか感じない

聴きながらぜひ!

今回お話するのは地震を宇宙から予知できる、そんな研究についてです。

今回紹介するのは、実は昨日話した革新的衛星技術実証4号機という未来の宇宙開発のスタンダードになりうるような技術、これをJAXAが取りまとめて、宇宙空間で実証実験しますよっていうプログラムがあります。

このプロジェクトの第4号機として採択された研究の中にこの地震を予測するっていう研究です。

今回それを見て僕実はこの研究を初めて知って、すげえ面白いなと思って、なんでこんなんなるんだろうっていうところがすごく気になったので紹介します。


JAXA

今回紹介するのは革新的衛星技術実証プログラムっていうところに採択された第4回で新規採択された日本大学が行っている研究です。

今回そのテーマの名称っていうのが「地震先行現象の検知による確率地震発生予測実証Cubesat」。
もうね、漢字が漢字を呼ぶ感じの嵐の状態になってるわけなんですが、今回のはとにかく地震が起こる前に何か別の現象が発生していることが過去にわかっているので、しかもそれが宇宙から見れるものなので、今回はそこをあえて宇宙から見ていこうっていうそういう研究です。

地震、もう日本にいたら必ずつきまとうものです。
生活の中にもう食い込んできているような現象で、大きな災害になりうるっていうところで私達は日本人は結構そこに敏感になっていますね。

その中でいろいろ地震に対する研究っていうのは行われているんですよ。
ただやっぱり直接的に観測していこうとか、地球の何かこう地盤の状況を理解しようっていう研究はよくあるんです。

JAXA

よく理科の実験じゃない実験とか理科の授業とかでもプレートが沈んでいってそれが弾かれるのの反動で地面が揺れますよみたいなところがありますね。

2011年の3・11の災害の時にも、地震の前兆現象が上空で発見されました。地球の大気地球の空気っていうところが地震の直前にゆらゆら揺れるというか、空が落ちてくるみたいな、そういう現象が発生したんですよ。

これ具体的に話すと地球の空気っていうのは層になってるんですよね。その中で地上から60kmぐらい上から大体上空800kmぐらいまでのところを、電離層といいます。
この電離層が、遊覧してぐにゃぐにゃ動く現象が地震の前に見られました。

2011年とかからっていうところが結構今回注目のポイントになっている。この電離層っていうのが結構地球にとっても重要な部分で実はポッドキャストの中でも何回か電離層っていう言葉ではないにしても、電離層で起こる現象っていうのは説明していたりするんですよ。

見当つきますか。何回か何回も長期的に宇宙ばなし聞いてくれてる方だったら、もしかしたらピンとくるかなと思うんですけど、太陽フレアの話のときに実はこの電離層、かなり悪さをしています。電離層っていうのは簡単に言うと電気を帯びている。

電気の帯びている度合いの強い大気のこと言うんですね。それがあることによって宇宙空間との境目でいろんな現象っていうのを引き起こしてくれるいい意味でだったりするんですよただ、太陽が超巨大な大爆発、太陽フレアっていうのが発生したときに、太陽フレアってもう自然災害になりうるぐらい危険なんですよ何で危険なのかっていうと、その爆発したときに電気を帯びた大量の粒子が宇宙空間を爆発の勢いで弾き飛ばされてガーッて思いっきり大量の量が飛んでくるんですよそうすると電気の性質を持ってるものを通して近くに行ったら何かしらの相互作用をするっていう状況があるんですね。

この太陽から飛んできた電気を帯びたものが地球の表面にある電気を帯びた層にぶつかることによって、そこを思いっきり見出すっていう、そういう現象が確認されているんですよ。これがこれちょっと難しい言葉を使うとデリンジャー現象って言うんですけど、全然こんな言葉覚えなくてよくて宇宙ばなしでした。

極力こういう言葉を覚えない方針でいきたいなと思うんですよデリンジャー現象ってのが発生して、これによってもう電気を浴びてる帯びてるっていうのが木にぐにゃぐにゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃになってそれによって地球の表面にある電気通信を行っている機器の通信だったりっていうのを阻害してしまうっていうようなそういう現象が発生するのがこの太陽フレアの怖いところになっております。

今回は太陽フレアの話じゃないので、一旦話を戻すとそういった電気を帯びた層っていうのは、宇宙空間からもそういう影響を受けるんですけど。地上でもじっこ地震の前に、その電離層と呼ばれるところがゆらゆら揺れるなんなら段々高度を下げていっていいっていうような現象が見つかっておりました。

これどうやってなんだ、空気の層が降りてきてる現象を見つけるのかっていうところでいうと、実は電波な例えばラジオとかこのラジオに関してはネットのラジオなので電波に乗っているわけじゃないんですけど普通のラジオあるじゃないすかあのラジオの電波って遠くまで届きすぎじゃないすか。

障害物とかどうしてんのみたいな思ったことないですかね。こういうところに疑問を思うのが次実は重要で、それをサポートしているのが便利そうなんですよ。もうちょっと詳しく話しますね。ラジオの電波っていうのをどこか基地局から発しましたその波下でラジオの電波っていうのは直進でガーッて直線的に進むだけではなくて、実はその上空60キロとか80キロとか以上上にある電離層に反射させて、なんか山とかを越えたりするみたいな、そういうのでより遠くへ飛ばすっていうような電波を反射させるような現象っていうのが見つかっているし、なんならそれを人類は今まで利用してきているというようなそういう状況があります。

なので生活を支えてくれてるんだなっていうところはわかるんですけど、それのおかげで清掃課の電離層って呼ばれるところがどのぐらいの高さにあるのかっていうのもわかるんですよ。何でかって言うと、上に向かって電波を発したそれがある場所に帰ってくるまでの時間って、距離がずっと一定だったら例えば5秒で届く場所だったらずっと5秒で届くはずなんですよね。

ただ、電離層がちょっと下がるだったりとかちょっと上がるだったりっていう、その上下を起こすことによって、例えば今まで5秒で届いていた電波が上空に反射させたら、これ6秒かかるとか、逆にあれ、4秒でついたみたいな。

そういう違いが出てくると、これって電離層が降りてきてるとかっていうそういうところに結び付けられるじゃないですか。そういった感じで実は電離層の高さっていうのを測ることができてこれが過去、大地震が起きたときの前に電離層が下がっていってるっていうような現象がいくつか確認されているというところがあるのでこれをね。

地上からの電波ってのは定常的に観測できるんだから、この電離層を宇宙空間から観測してあげることによって、両面から地上と上空両方からこの電離層を研究してあげるこの研究を進めることによって、最終的には地震予知っていうところに繋げられるっていう研究を今回、JAXAの革新的衛星技術実証4号機っていうとこに採択されたミッションで行おうとしているというのが今回紹介したかったお話ですね日本人として生きている中で地震ていうところはもう切っても切り離せない。

物じゃないですかそれを予測しようとしていろいろ今まで動いてる人たちもいた中で今回こういうふうに宇宙空間からもう本当に災害をに直結するようなよく予想予測システムみたいなところを提供してくれるのは非常に面白い部分だなと思っているので、ぜひですねこういう災害に使われる宇宙からの技術みたいなとこもこれから紹介していきたいと思います。

これ多分知らなかった人多かったんじゃないかなと思うので知らなかったなと思ったらぜひですねこれは知らなかったと、もう一言Twitterとかで拡散していただけたら嬉しいなと思っております。そんな感じで今回は以上にしていきたいと思います。

今回の話も面白いなと思ったら、お手元のSpotifyアプリでフォロー、フォローボタンの下にある星マーク、よろしくお願いいたします。番組の感想や宇宙に関する質問については、Twitterのハッシュタグ宇宙ばなしで募集しておりますので、じゃんじゃんお寄せいただけたら嬉しいです。

それではまた明日お会いしましょう。


第3回Japan Podcast Awards受賞の宇宙Podcast「佐々木亮の宇宙ばなし」は毎日更新中!


よければサポートをお願いします!いただいたサポートはより良い記事を配信するための活動費に使わせていただきます。