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ベトナム、バリア・ブンタウ省出張記(その2)

バリア・ブンタウ省出張記その2は、バリア・ブンタウ省人民委員会委員長への表敬訪問を中心に紹介しようと思います!

1.ベトナムでも新潟のお酒がありました

10月5日の夜にベトナムはホーチミン市にあるタン・ソン・ニャット国際空港に到着し、その日はホーチミン市にあるホテルに宿泊です。

夜遅かったのですが、すぐに寝るのももったいなかったので、先に現地入りしていたメンバーと一緒にホテル近くの日本の居酒屋風のお店に入ってみました。

メニューを開いたら、なんと新潟のお酒が2種類も!

久保田、八海山が置いてありました

厚揚げも食べましたので、まずは海外出張感ゼロからスタートしました。

さすがに栃尾の油揚げではなかったです

2.要人待遇でのバリア・ブンタウ省への移動

翌10月6日の午前中は、ホーチミン市からバリア・ブンタウ省への移動です。

距離は約120km、通常ですと休憩を入れて車で3時間ほどかかります。

今回、ホーチミン市を抜けてバリア・ブンタウ省の管轄内に入りますと、ずっとパトカーが先導してくれました。また、信号のある交差点にはおまわりさんが立っていました。

前のパトカーがずっと誘導してくれました。サイレンは赤と青です

先導するパトカーは前を行く車を横の車線に移動させてくれますので、渋滞知らずのノンストップ移動。

ワイパーとちょっと被っていますが、おまわりさんが各交差点に立っていてくださいました

通常かかる時間に比べて半分のわずか1時間30分で到着しました。

3.人民委員会委員長への表敬訪問

10月6日の午後、JV4社(株式会社高儀、株式会社マルト長谷川工作所、株式会社中條金物、北興商事株式会社)を含めた全てのメンバーでバリア・ブンタウ省の人民委員長を表敬訪問しました。

表敬訪問の様子

人民委員長による歓迎のごあいさつを頂戴した後、私は次のスピーチを行いました。

この度は、「燕三条-バリア・ブンタウプロジェクトの設備および製品展示場」完成披露セレモニーにお招きいただいたことにあわせて、NGUYEN VAN THO人民委員会委員長をはじめ、人民委員会の皆さまとお会いできる機会もお作りいただきまして誠にありがとうございます。

バリア・ブンタウ省と三条市は、2013年度から約5年間に渡り、JICAが実施する草の根技術協力事業の「金属関連裾野産業振興支援並びに人材育成事業」をきっかけに友好を深めてまいりました。2017年には、文化及び人材の交流、並びに経済及び貿易の協力促進などを目的とした覚書を交わし、2019年からは、三条市民間企業4社の共同企業体による「ベトナム国産業競争力強化のための燕三条製品の妹ブランドの創出及び燕三条ブランドの普及・実証・ビジネス化事業」を進めているところでございます。

世界的な感染症流行という背景もあり、事業開始当初予定していたペースでの支援は進められておりませんでしたが、その壁も乗り越え、支援事業の再開と「燕三条-バリア・ブンタウプロジェクトの設備および製品展示場」新設という記念すべきタイミングにこちらへ訪問することができ、大変うれしく感じております。

今日という記念すべき日に、あらためてバリア・ブンタウ省と三条市との間での人材交流、人材育成及び経済、貿易における協力関係がより深まるとともに、「燕三条-バリア・ブンタウプロジェクトの設備および製品展示場」がバリア・ブンタウ省の産業振興の拠点となることを祈念申し上げます。

結びになりますが、本日ご参集の皆様のご健勝を祈念申し上げ、ご挨拶といたします。

NGUYEN VAN THO人民委員会委員長に、三条市からのお土産として六角凧をお渡ししました。凧の中でも珍しいポータブルな三条市の六角凧、人民委員会委員長からは喜んでいただきました。

コンパクトに収納することができる三条市の六角凧、海外にも持ち運び楽ちんです

人民委員会委員長からはバリア・ブンタウ省の最新ガイドブックを頂戴しました。「まちやま」に置く予定ですので、皆さん手に取ってみてください。

バリア・ブンタウ省の最新ガイドブック(ベトナム語・英語版)を頂戴しました

人民委員会委員長への表敬訪問の様子は、地元のテレビ局にもニュースにしていただきました(下のYouTubeからご覧になってください)

私の名前「Ryo Takizawa」が発音しづらいようで、現地のアナウンサーさん、申し訳ございません・・・

次回(出張記その3)では、バリア・ブンタウ省産業振興センターの工場棟・展示棟オープニングセレモニーの様子を紹介しようと思います。

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