君が頑張って成果を上げると、半分悲しい

2021年10月8日 22:00

皆さん、こんにちはー！

今日のnoteは、「君が頑張って成果を上げると、半分悲しい」がテーマの話です。

めちゃくちゃ無理して、売上が上がっても、半分悲しい

今日、頑張って成果を上げた、職場のチームメンバーに、こんな言葉を言いました。

「君が無理して、頑張って成果を上げると、半分嬉しいけど、半分悲しい」

正直、言うか言うまいか、すごく悩んだのですが、僕の正直な気持ちだったので、そのまま伝えました。

そのメンバーは、誰かに強制されたわけではないものの、ここ数日、凄く自分をすり減らして働いているように見えたからです。

もちろん、成果が出れば、嬉しいです。

チームも褒められるし、何より困っているお客様の課題解決にも近づくし、ボーナスだって増えるかも・・・！

でも、その成果が、メンバーの無理な頑張りの上に成り立っているとしたら・・・それって、半分は悲しい気持ちになりませんか？

といっても、もしかしたら、「私の頑張りが嬉しくないのか・・・」と、複雑な気持ち（もしくは悲しい気持ち）にしてしまうかもしれないと心配しました。

でも、メンバーからは、「そういってもらえて、肩の荷が下りたような気持になりました！どれだけ時間や労力をかけるか、考えながら、これからも頑張れそうです。」と言ってもらえて、勇気を出して言って良かったなと思いました。

こういった話の場面では、よく「自分が望んでいるならいい」とか「若い頃に無理をできないと成長できない」みたいなことを耳にします。

確かに、自ら望んで働いているなら、それは1つのあり方かもしれません。

若い頃にハードワークをして、出世したり、夢をかなえた人も、たくさんいると思います。

無理がかかるほどの挑戦だから、見える景色もあるのでしょう。

でも、僕は、ハードワークの上に成り立つ仕事は好きじゃありません。

サービスを受ける側の時は、凄く頑張られると、居心地の悪ささえ、感じます。

明らかに無理してるなーっていう状況から、「頑張って急ぎます！」とか言われると、「いや、普通にやってくれていいから。遅れていいし。」って思います。

実際、家を建てるときなんかは、「何としても、月末までに・・・」と言われたので、ゆっくりやってくださいと頼んだこともあります。（なんか、結局は売上を月内計上したかったみたいで、急いでたけど。ズルいぞ！顧客視点のフリしやがって！！w）

さすがに、独立開業している人が、ハードワークするのは自由だと思うのですが、どんなに楽しくても、みんなで分業しているという側面が仕事にある限り、無理のない時間と労力で、かつある程度の生活ができる待遇というものがスタンダードであって欲しいと強く願います。

「仕事も楽しいだろうけど、家に帰って家族と過ごしたり、他の趣味にも時間を使いましょう。どうしてもって言うなら、二つ仕事してもいいから、ある仕事の負担は他のことにも無理なく時間を使える範囲にしましょう・・・！」

っていう世界観がいいなーと。

そのためなら、僕はハードワーク出来そうです。（矛盾）

「ほどほどに働いて、そこそこの成果と成長」か

「圧倒的に働いて、十分な成果と成長」

そもそも、僕は、その2択が嫌！

「無理なく働いて、十分な成果」が一番いいなぁと思います。

素直に考えれば、仕事（みんなのための分業）は、効率的であることに越したことないと思いませんか？

僕は、その点を、AIなどの技術に期待しているし、「無理なく働いて、成果が出る」方が良いという価値観を共有していないと、どれだけ技術が発展しても、ハードワークをし続けることになってしまうのでは・・・？と懸念しています。

今日は、そんなことを考えて、改めて、人材サービスという仕事を通じて、誰もが無理なく貢献している社会を目指していきたいなという気持ちになりました。

今日は、「誰かの無理の上に成り立っている仕事が嫌い」という話をしました。

僕は、仕事というのは基本的に誰かの犠牲の上に成り立って欲しくないと考えています。

なので、その仕事が生活に必要であればあるほど、無理しないで成果が出ることを願ってしまいます。

逆に、エンタメ系（スポーツも含む）やアングラ系の仕事は、あえて選んでいる感じがして、無理してる人がいても、あまり気にならないで応援できたりします。（無理してこういう業界にいるのが、一番ツラいかも・・・）

どんな、ライフスタイルであっても、無理強いされている感覚がなく、自分で選べる世の中が良いなと思います。

では、また！

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