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愛想のない皮膚科と寛容な社会と生産性

皆さん、こんにちはー!

今日のnoteは「愛想のない皮膚科と寛容な社会と生産性」というお話です。


ビビるほど愛想のない皮膚科に出会った

ずっと皮膚科に行きたかったのですが(おでこ痒い!)平日が忙しくて行けなかったので、土曜にやってる近所の皮膚科に初めて行ってみました。

そこが、もう、何というか・・・破壊力抜群だったのです・・・!


まず、受付の方のリアクションからして、なんだか違和感があったのですが、何というか・・・

・・・冷てぇ・・・・・・

僕「あのぉ・・・初めてなんですけろぉ・・・」
受付の方「(目を合わせず)あっ、はい。これ、書いてくだ・・・(問診票、スッ)」


なんなんだよー!最後まで言ってよー!っていうか、こっち見てよー!

ちょっとでいいから!ホント!ちょっとだけ!僕を見て!!!!


で、待てとも言われぬまま不安な気持ちで、椅子に座って待つこと1時間(混んでた)。

僕を含む3人の名前が呼ばれました。(さん付けされててホッとしましたw)

初めてなので勝手がわからずにいると、僕以外の2名が、連なって診察室へ入っていきます。

(おぉ・・・そんな仕組みなのか・・・ってか、初めてって言ってんだから案内してくれてもいいのに・・・受付の人はそこまで忙しくないように見えるし・・・)

そして、3人でカーテンによる仕切りの外で並んでいると、先生から呼ばれ、診察です。僕の前の2名の診察はは合わせて15秒くらいで終わりました。

・・・・!?

えっ?1人10秒もかかってない・・・!

・・・・あぁ、毎回同じ薬貰う系の診察だったのかな・・・?


そして、いよいよ、僕の番です。

この時点で僕の心臓はバクバクしていて、ひざは震えています。


僕「こんにちはー。お願いします。」

先生「・・・(顎でクィッ)」

僕「ん?」

先生「(問診表を見ながら)・・・額が・・?」

僕「あっ、えぇ、額がかゆくて、前の病院でも皮膚炎で薬貰ってて、でも平日病院いけなくなって、あのっ・・・」

先生「はーい。処方箋だします。外に出て受付で待ってください。」

僕「えっ、あっ・・・薬はどんなやつを?」

先生「(薬手帳見ながら)以前と同じやつと飲み薬です。(有無を言わさぬ眼力)」

僕「わっ、分かりました・・・!」


こぇー!つめてぇー!

なんで!?質問しなかったら、先生10文字くらいしか話ししないんじゃない!?

愛想なさすぎでしょ・・・!



生産性が高くて、寛容な社会はコレだ!

以前の僕だったら、

「こんな愛想のない病院は二度と来ねぇ!!!そもそも、愛想なんて大した労力じゃないだろ!病院だって接客業なんだぞ!!!」

って思ってたはずです。

でも、今日の僕は、違うことを思いました。

「もしかして、生産性の高い、寛容な社会はコレなのでは・・・?」

と。


以前、↓のnoteを書きました。

人を咎めるのではなく、迷惑をかけあう前提の世の中のほうが、委縮しないし、気持ちよく働くこともできるし、生産性も高いんじゃない?っていう内容を書いています。


そして、今日の病院は、その考えをさらに進歩させたようなものではないかと思ったのです。

病院の受付や先生も、余計な愛想を振りまくこともなく、不必要なことも話しません。決して丁寧とは言えませんでしたが、僕は結果的に全く問題なく、治療を受けることができ、有効な薬も手にできています。

そして、それどころか、今まで以上に効率的になったことがあります。それは、薬の受け取りの場面です。

今まで僕は、薬剤師さんの説明を、「さっき病院で聞いたよ・・・!仕事なんだろうけど、これは不要なのでは・・・?」って思っていたのですが、今日は薬の使い方を教わることできて、めちゃくちゃ助かりました。なぜなら、病院では何も言われていないからです。

確かに、考えてみれば、薬以外の治療は病院で話をし、薬のことは薬剤師さんに任せてしまえば、今の医療の仕組みからすれば一番効率がいいです。先生は、薬の塗り方や飲み方以外に治療がなかったから、他に話をしなかっただけとも言えるのです。

そして、当然ながら、1人の患者にかかる時間も最短に近いわけで、短い時間で多くの患者さんをみることができることになります。たぶん、先生も愛想良くするストレスから解放されるはずですし、多くの患者さんが助かります。

・・・めちゃくちゃ良いじゃん・・・!

愛想良くても、遅かったり、治せなかったりする病院より、愛想悪いけど、早くて確実なら良いですよね。

土曜日ということもあって、混んでいましたが、その患者さんたちは、きっと同じように考えて、この病院に通っているのだと思いました。


最後に

今日は、「愛想のない皮膚科と寛容な社会と生産性」というテーマで、初めて行った愛想のない病院での経験から、寛容で生産性の高い社会って、もしかしたら、愛想がないものなのかもしれないと思ったというお話をしました。

お医者さんくらいの専門性の高い仕事以外でも、大げさな愛想やゴマすりをしなくても、仕事がしっかりできていればOK!っていう世の中になるといいなと思いました。

そのためには、ユーザー側としても寛容さというか、思い込みを捨てないといけないので、もう少し、道のりが遠そうですが・・・

たぶん、僕が愛想なく仕事してたら、どれだけ提供できるサービスが同じでも怒られそうですしねw(わざと愛想悪くする必要もないか・・・)


少し前の僕は、通わなかったであろう、この病院に通うことにしたという、僕にとっては考えるポイントが沢山あるお話でした。

では、また!



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