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【#1054】派遣の辞め方

こんにちはー!
今日のnoteは「派遣の辞め方」というテーマのお話です。

辞め方の相談は多い

僕が運営?しているLINEのオープンチャット「人材派遣スタッフの駆け込み寺」で、よくある相談のひとつに「かくかくしかじか、辞めていいですか?」「辞め方が分かりません」と言ったものがあります。

人材派遣の場合、辞めちゃう人はすぐに辞めちゃうので、この悩みは僕にとって意外なものでした。
一度、改めて派遣で働くときの辞め方についてまとめておこうと思います。

知っておくべきルール

これから解説していきますが、そもそも派遣において、辞めるという風に捉える必要はないです。辞めるというよりは「次回更新をしない」という考え方になります。
それを理解するために知っておいて欲しいルールを3つ紹介します。

原則、途中では辞められない

一つ目の知っておくべきルールは「原則、途中では辞められない」ということです。
正社員(雇用期間の定めがない)の場合、退職を申し出た日から2週間が経てば辞められると民法で定められています。 
しかし、雇用期間の定めがある場合、そう言ったルールはありません。もちろん、やむを得ない理由であれば契約途中で退職できなくはないのですが、原則は定められた期間を守ることが前提となっています。
繁忙期のために採用したのに期間を守ってもらえないと契約の意味がないですし、企業側も好き勝手辞めさせられたら無茶苦茶なので、期間を守るのが当然と理解ください。

存在しない契約はないのと同じ

「原則、途中では辞められない」という前提を知っていただいた上で、知っておくべき二つ目は「存在しない契約はないのと同じ」というものです。
「辞め方がわからない」と仰っている方の中には、まだ存在していない契約について悩んでいる方も少なくありません。
なぜなら、派遣会社や派遣先から「長期的にお願いしたい」などと言われているからです。
しかし、今あなたの契約が3月までで4月以降の契約がないなら、あくまで守るべき契約は3月までです。派遣先企業や派遣会社が、それ以上いて欲しければ最初から正社員で契約するなりなんなりすれば良いわけです。実際、3月までに何か前提が変わったら平気で契約更新してきません。

なので、辞めるもなにも、まだ存在していない契約は気にしなくていいのです。
今の例で言えば、4月以降の契約を結びたいと言われた時に断ればいいのです。約束した期間だけをひたすらに守りましょう。

理由なんて関係ない

この時に知っておいていただきたいのが三つ目です。それは「理由なんて関係ない」というものです。
今の契約を途中でやめたければやむを得ない理由が必要ですが、未来の存在しない契約を新たに結ばない(更新しない)ことに理由は必要ないのです。当たり前ですが。

↓やむを得ない理由(参考)

①ご自身の体調不良・病気
②急な転居(ご家族の転勤などによる)
③家族の病気・介護



とはいえ、良好な関係を・・・!

さて、派遣の辞め方について解説してきました。
この3つを知っておいていただければ、迷うことはないかと思います。

その中で、更新しない理由は関係ないと言いましたが、例外として、他の派遣先の紹介を希望するときは特に丁寧に続けたくない理由を伝えましょう。
同じ派遣会社継続の方が履歴書に1つの経歴として書けるのでオススメですし、わかってくれてる派遣会社の方が安心だからです。派遣会社から評価されていれば、頑張りが積み上がっていきますし。

もっと言えば、派遣会社を継続しないにしても、どこで会うかわからない(違う会社の人事に担当者が転職したりして…)ですし、それまでの会話の流れなどもあるので、「理由なんて関係ねぇ!」とぶった斬るのをオススメするものではありませんのであしからず…

最後に

今日のnoteは「派遣の辞め方」というテーマでお話しました。
人材派遣派遣においては、現場と派遣を使う経営判断の間にギャップがあったりして、雇用を約束してくれないのに派遣先から長期勤務を希望されたりすることで、辞めるときに気を遣いすぎてしまう方もたくさんお見えです。
そのような方の参加になると嬉しいです。

では、また!



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