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【#1066】志望動機を考える時に「正直、〇〇の方がいいけど」と思ったら、他責すぎるし自分への理解度が低い

こんにちはー!
今日のnoteは『志望動機を考える時に「正直、〇〇の方がいいけど』と思ったら、他責すぎるし自分への理解度が低い」というテーマのお話です。

志望していないのに応募していたらまずい

特に人材派遣営業時代に多かったのですが、志望していないのに応募していると言う感覚で応募する方が少なからず、おられます。
これは非常に危険な兆候だと思いますので、数回にわたって対策と思考法まで解説していきたいと思います。

さて、志望していないのに応募しているとはなんなのか。
具体的には
「本当は正社員がいいけど派遣に応募している」
「本当は営業ではなくて企画がいいけど、営業に応募している」
といったものです。

正社員がいいけど派遣に応募しているという方に至っては、雇い主である派遣会社に堂々と宣言するどころか、職場見学で派遣先に宣言することもあります。
もちろん、その時に派遣会社と派遣先が思うことは「じゃあ、応募しなきゃいいのに・・・」です。
確かに、それでビジネスをしているのですが、志望しない(してるふりすらする気がない)のに応募されても、困ってしまいますよね。

そして、仮に志望するふりはできたとしても、この「志望していないのに応募している」と言う状況は、本質的にはものすごく矛盾を孕んだ状況なのでこのままキャリアを築いていくと彷徨うリスクがあります。非常に危険な状況だと僕は考えています。

原因は他責による自分への理解不足

そんな危機的な状況はなぜ起こるのでしょうか。要因は2つあります。

他責すぎる

まず、前提として思考が他責になり過ぎている可能性が高いです。
僕は、極端な自責よりも他責なくらいの方がいいとさえ思っています。

が、それにしても「志望していないのに応募している」という人はかなり他責な可能性が高いです。
例えるなら、「みんな大学行くから仕方なく大学に行く→本当はいきたくないけど応募する→それは、世間体に合わせるためで自分のせいではない」みたいな話でしょうか。

いくらなんでももう少し自責で考えたいところです。

キャリアについて言えば、新卒の方はまさに、やりたいことなんてないから就職するのに(やりたいことがある人は勝手にやってますよね)、頑張って自分の軸やどう社会貢献をしたいかを言語化して、なんとか業界を選んで、志望して応募しています。

志望していないのに応募している人は、やりたいことなんてないよーっていって諦めている新卒の方(たまにいますよね)と同じです。
「自分は希望していないけど、社会情勢、世代などが原因で派遣社員にしかなれない」
「自分は学歴がないから営業くらいしかない」
などと思っていませんか?

もちろん、就職氷河期、リーマンショック、今の売り手市場、その影響も100%無視して自責であるべきだと言いたいわけではないです。(僕も大学中退して苦戦しました)ただ、自分の人生である以上、自分でハンドルを握ることは大切だと思いませんか?

自分への理解が足りない

では、自責で考えれば、たちまち素晴らしい志望先が見つかるのか?と言うとそうではないです。
なぜなら、原因は他責にして思考しないことにより自分への理解が足りないことであることが多いからです。

自分と向き合って、自責で考えた結果として志望先が変わる人より、志望動機が鮮明になる方が多いといった方がわかりやすいでしょうか。
実は残業が全くできないとか、転勤は絶対に嫌だとか、職種に強くこだわっているとか、正社員を希望しない理由が見えてきたり、企画を志望するためにまずは営業で成果を出したい、だから企画部がある会社が良いとか、もっと解像度高く言語化できるようになります。

自然と自分に合った仕事を志望する方が多いと言うことだと思うのですが、志望していないのに応募しているよりも、自分が志望している理由がわかっている方が遥かに健全です。
いや、それをして初めて、新卒の方と同じ程度の努力をしていると言えるので、就職するなら最低限やるべきとも言えるかもしれません。

最後に

『志望動機を考える時に「正直、〇〇の方がいいけど」と思ったら、他責すぎるし自分への理解度が低い』と言うテーマでお話ししました。
次回は、「正直、〇〇の方がいいけど」って思った時に具体的にどう考えると良いのか?というテーマでお話しします。その次に志望動機の作り方を解説して、3部作になると思います。

では、また!




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