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【読書感想文】構造化思考トレーニング #1132

こんにちは!
今回は中島将貴さん著「構造化思考トレーニング」についての感想をお話しします。

この本は、ビジネスにおける問題解決能力を高めるための技術、特に「構造化思考」というスキルに焦点を当てています。構造化思考とは、ゴールを明確に定めて、それを解き明かすための論理構造を明らかにするアプローチとのこと。いかにも僕に不足しています・・・w

読む前の自分

僕は、勢いと顧客接点の量と懐に入るスピードと、それから、顧客接点の量でなんとか生き延びてきたタイプの営業です。マネジメントや戦略策定に関わるようになり、情報を整理し、効率的に問題解決を図ることに苦労しており、何かしらの手法を学びたいと感じていました。プレゼンテーションやミーティングでの意思決定の際にも、自分の考えを構造的に表現できずに、しばしばフィードバックとして「もっと明確に」と言われることが多かったのです。
そんな自覚がある中・・・ある日、会社の先輩から「考えはいいと思うけど、構造が見えない。もっとクリアに表現できるようにならないと」と指摘されたことが、この本を手に取る決定打となりました。確か「シンプルに話が長い」とも言われました。娘に「パパのお口から変な匂いがする」と言われた時くらいツラかったです。

読んだ後の自分

この本を読みながら、実際に手を動かしていました。
先輩から指導をもらえたプレゼンの途中だったからです。
結論としては自分が挑戦してみたかった分野で仕事を任せてもらえることになり、プレゼンそのものはうまくいきました。それ自体も非常に喜ばしい成果でしたが、自分自身の成長も強く感じました。

この本では多くの実例と演習を通じて、具体的に思考の構造化、フレームワークを知ることができます。課題感が最高に高まっていたこともあり、僕の吸収力も高かったですが、適切なグラフや図式化と初めて向き合い、その効果にも驚きました。
そう。41歳になるまで、僕は構造化や分かりやすい説明やアウトプットと向き合ってこなかったのです。心なしか、noteの文章もスッキリしてきた気がします。(信じられないでしょうが、僕は分かりやすさと向き合うことなく、1000記事以上のnoteを書いています)
特に印象的だったのは、ゴールとキークエスチョンの設定です。これが曖昧なので分かりにくくなるし、構造化もできないのだとしみじみ理解でき余した。
僕のような構造化素人の方は、冒頭のゴールとキークエスチョンの設定から始まる構造化の解説だけでも読む価値があると思います。

おそらく、今の僕は以前よりも迅速に核心に迫ることができるようになった気がします。また、情報を構造化することの重要性が身に染みて感じられ、自己表現やコミュニケーションが以前に比べて格段にクリアになった・・・気がします。先週末の会社の飲み会で会議が長いっていじられたけど。

読み終わって行動することにしたこと

この本を読んだことで、僕が行動を変えようと思ったのことは2つあります。
一つは、個人的な意思決定においても構造化思考を活用するということです。子供の習い事、休みの過ごし方も、(あんまりシビアに考えると逆にストレスですが)ゴールとキークエスチョンから考えると決めるストレスが大幅に軽減される気がしています。

二つ目は会社でのチーム内でのコミュニケーションにおいても、自分の考えを構造的に説明することで、意思疎通がスムーズにしていきたいと思います。まずは会議の時間を短くし、コミュニケーションや意思疎通を端的にできるようにしていき、先々はより複雑な問題に対しても効果的に取り組めるチームを作っていきたいと思っています。

最後に

本当に課題を感じた場面で読んだことも良かったと思うのですが、「構造化思考トレーニング」を読んでみて、改めて論理的に整理することの重要さが分かりました。
僕みたいに、構造化や図解化から逃げてきたけど・・・そろそろなんとかしたいなって言う方は是非一読をお勧めします。
では、また!


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