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株式会社自分ならどうするか

こんにちはー!
今日のnoteは「株式会社自分ならどうするか」というお話です。


自分が社長だったらどうするか?

今日は、僕が会社員になってからずっと拘っていて、そして拘ってきてよかったと思っていることを紹介します。
祖の拘りとは「株式会社自分ならどうするか?と考えて行動すること」です。

この考えに至ったことには、きっかけみたいなものがなく、若かりし自分が自分なりに考えてたどり着いた感覚のある思想です。
もちろん、ググったら同じようなことを言っている記事や情報はたくさんありますが、なんとなく自分でたどり着いた気分がある、お気に入りの考え方です。(0から思いつくわけはないんですけど)

この考え方自体はいたってシンプルなもので、自分が社長だったら、自分自身が会社だったらどうするのか?と考えて実行するというものです。
特に会社員、営業パーソンとして役に立ったと思っています。

所属している会社を顧客やサプライヤーとみなし、自分自身がどうふるまうか決めるということになるので、「言われたからやっている」とか「言われていないからやらない」ということがなくなります。
また、顧客である会社や上司や同僚からどのように見られるかを考えながら活動することで、周りからの評価や働きやすさも変わってきます。
それに、自分が独立した会社であると考えるので、場合によっては上手に自分を大切にすることもできます。

僕はこの考えにより、会社からクビになってもいいと考えたときはサボり倒して、自分にプラスになると思えることばかりをやったこともあります。(マネしてはいけません
良くないことではありますが、会社員としてとにかく真面目に仕事に取り組むよりも、自分を大切にできてサボり倒してみて良かったとさえ、思います。


気を付けること

「株式会社自分ならどうするか」を考えて行動することは紛れもなくオススメなのですが、気を付けたいことが3つあります。

長期的視点を持つ

気を付けたいことの1つめは「長期的視点を持つ」ことです。
これは普通の会社でも大切ですし、見失いそうになることでもあります。
株式会社自分として考えるとき、基本的には自分の利益を最大化するようにふるまうはずです。
そして、それが自分の幸せやありたい姿につながりますし、周りとの良好な関係にもつながるのです。

・・・短期的に考えてしまわなければ。

株式会社自分の利益を短期的に最大化することばかり考えてしまうと、あなたは圧倒的なテイカーになります。

↓豊かになるのはギバーです。

普通に周りから嫌われますし、株式会社自分として考えたことが裏目になってしまうので、短期利益だけ見るくらいなら、一般常識に沿って思考停止して過ごした方が素敵な人生が送れそうです。


基本的に周りはすべて顧客

気を付けたいことの2つめは「基本的に周りはすべて顧客」ということです。
会社には顧客や仕入れ先、従業員、株主、競合他社・・・いろいろなサプライヤーがいます。

ただ、株式会社自分として考えることについては、あくまで比喩なのでw、難しく捉えないようにしましょう。
この考えは、「周囲を顧客だと捉えれば、Giveや貢献の精神で行動できるよね」というのがポイントです。
自分の中に、株主、経営者、従業員などを抱え、周りの顧客に対してどう振舞うか?という比喩です。
周りを競合としてとらえて競争してしまったり、上司を仕入れ先だと思って行動したら、当然、狙いとは違う結果になります。

言葉にすると当たり前ですが、例えば上司を顧客としてとらえるということはあまりできていない人が多いです。
上司が何らかの行動を支持した時に、それに反論したり、やり方に賛成できないからやらないという行動を選択している人は気を付けてください。
あくまで上司は顧客です。
顧客からの発注が間違っていると思えば、丁寧に進言してください。そのうえでその意思決定が変わらなければ、株式会社自分が選べるのは、その案件を受けるか、断るかです。
今、会社を辞めるのが得策でなければ、プロとしてしっかり顧客のニーズを満たすよう活動しましょう。(これは相手が上司ではなく部下でも同じです)


自分の中の従業員は従順たれ

気を付けたいことの3つめは「自分の中の従業員は従順たれ」ということです。
株式会社自分の考え方は周囲との関係だけではなく、自分自身の行動も大きく変えてくれます。
自分の利益を最大化するよう意思決定できるので、誰に言われなくても学んだり、努力することが増えるからです。(僕はサボりがち)

ただ問題は、経営者もマネージャーも従業員も自分の中にいるということです。
自分の中の従業員が従業員としての自分を優先してサボってしまう(なんだそれw)と良くないのです。
自分の中の従業員は従順に決定事項に従う必要があります。

このあたりを最高にわかりやすく言語化しているのは↓北野唯我さん

↓大人になっても学びのある「仕事の教科書」


僕は、北野さんの話を聞くまでは、実行者(従業員)である自分が弱いのだと思っていましたが、経営者が実行者のやりやすいようにタグ付けやデザインをすることのほうが大切だと教えてもらい、より一層「株式会社自分」がやりやすくなりました。

ポイントは、「実行する人が」やりやすいようにすることにある。

経営者が自分のために分けるのではなく、実行する人のことを思い、整理するのだ。

そのために必要なのが、「タグ付け」なのだ。

じつは、この「タグ付け」が超重要なのだ。

なぜ「タグ」が重要なのかというと、それは、実行者が素早く「集中ゾーン」に自分をもっていくためのヒントが含まれているからだ。

上の例であれば、私にとってもっとも重要なタスクとは、じつは「原稿執筆用のパソコンをカバンに入れておく」なのだ。

「えっ!そんなこと?」と思っただろうか?

意外に思われるのもしょうがない。

ただ、これにはもちろん理由がある。

というのも、私がこの世でもっとも嫌いなことが「カバンを持つこと」だからだ。

これは初めて聞く方にはびっくりされるが、私はとにかくカバンを持つことが大嫌いなのだ。

たとえば、出張で大きなカバンを持たないといけないとき、そのカバンに荷物を詰めることを考えるだけでちょっと憂鬱になる。

それぐらい、カバンを持つのが心の底から嫌いなのだ。

そんな私であるから、原稿執筆用のパソコンをカバンに入れる作業は、前日に済ませておく必要がある。

「前日の夜、寝る前にやる」という、タグ付けが必要なのだ。

このタグ付けの効果はすさまじく、バカにできない。

実行者にとってかなり役に立つ。

あなたも、上司から「これ、急ぎだから最優先でやって」と言われるか、「そんなに急ぎじゃないし重要じゃないから、自分のタイミングでざっくりやって」と言われるかで、取り組み方が変わるだろう。

これが「タグ付け」の効果なのだ。

つまり、タグ付けとは、「いつやるのか」と、「どのように取り組まないといけない作業なのか」の目安を事前に示すことで、実行する側のハードルをぐっと下げる効果があるのだ。

https://r25.jp/article/1068796982098015804
↑カバン持つの嫌いらしい


以上の3つのポイントに気を付けてもらいつつ、「株式会社自分ならどうするか」と考えることはとてもオススメです。


最後に

今日は「株式会社自分ならどうするか」というテーマでお話ししました。
この考えはとてもオススメです。
あなたがマネージャーになった時に、メンバーのことも顧客だと考えることができれば、株式会社メンバーだとして、このような仕事を依頼していいのだろうか・・・?と考えることができるようになります。
そうすれば、クソ上司になるリスクを低減することができます。

ちなみに、僕の考えでは、クソ上司はメンバーの人生という時間を使っている感覚がなく、「とりあえず、○○やっといてくれー」という仕事の与え方を繰り返いします。
株式会社メンバーを最大化してあげたいと思っていないからです。
自分がメンバーの時は、株式会社自分が搾取ばかりされているように感じた場合は、取引先を変える転職することも視野に入れる方が良いかと思います。

では、また!





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