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気分をマネジメントに活かす
今日のnoteは、「チームメンバーに気持ちよく働いてほしい」「生産性の高いチーム作りをしたい」「気持ちよく働きたい」という人に特に読んでほしいです。
気分でマネジメントする
以前、↓のnoteを書きました。
意思決定では「理論上最適なだけの作戦ではなく、実行するメンバーの気持ちが乗るかどうかを大切にする」という話でした。
実際に気分が乗らない仕事というのは効率や投資対効果に課題があることも多くあります。めっちゃ結果が出るやり方ならみんな気分が乗りますよね。
そして、意思決定に限らず、メンバーが気分や調子をオープンにできることは生産性向上のために非常に大切だなと思うきっかけがあったので、さらに深堀したいと思います。
会社のMTGでもコンディションの共有が始まった
そのきっかけというのは、所属している会社でもコンディションの共有が始まったということです。
日々のショートミーティングの中で、メンバー自身が、自分の調子をイラスト上の自分のアイコンで表現して共有するような仕組みです。
イメージは↓
それ以外にも業務の進捗、タスク、困りごとなどを見える化して共有するようなコミュニケーション手段が導入されたのですが、僕はこの調子をメンバーが表現する形が秀逸だなと感じています。(スーパー手前味噌!w)
不調といえる生産性の高さ
僕が秀逸だと思ったのポイントは、2つあります。
1つめは、不調ということを伝えることで心理的安全性が高まり、生産性が高まる可能性が非常に高いことです。
気分や体調が悪いことが共有できれば、助け合うことができます。
今もそれが主流だと思いますが、少なくとも僕が社会人になったときは僕の所属している会社でも、調子が悪いということは非常に言いにくいことでした。
体調ならまだしも気分が乗らないなんて間違っても言える空気ではありませんでした。そして、全然やる気がないことに蓋をして、やった振りをしていました。
たぶん、僕だけじゃない多くのメンバーが、いつも100%のコンディションでいるべきという前提で無理に空元気を出したり、うまいこと手を抜いたりしていたはずです。
これが、不調がオープンにできることで、ある意味堂々と手を抜けるわけですし、調子がいい人が代わりに生産性高く実践することもできるわけです。
「どうしても気持ちが乗らないのであれば、今日は代わるから明日はよろしく!」といったチームワークが繰り広げられるかもしれません。
それが認められる心理的に安全なチームが作り出せれば、生産性は非常に高まるのではないでしょうか。
最後に
この仕組みが導入されて、
意思決定では「理論上最適なだけの作戦ではなく、実行するメンバーの気持ちが乗るかどうかを大切にする」
という僕が重視しているマネジメントにも応用できるなと思ったことで今日のnoteを書きました。
普段から不調であることを共有できる組織の文化ができれば、自然と気が乗らない仕事もあぶりだせるはずです。
もしかしたら、その仕事そのものをやらないという選択もできるかもしれないですし、やり方を変えれば気が乗らないことを解消できるかもしれません。
実は気分が乗らないこというメンバーの状況を教えてもらうことがこの意思決定の方法の一番難しい部分だったので、この文化をうまく根付かせることで、少しでも気分の乗った状況で楽しく活き活きと活躍できるチームを作っていきたいなと思っています。
では、また明日!
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