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マネジメントにはホメオスタシスがある

こんにちはー!
今日のnoteは「マネジメントにはホメオスタシスがある」というお話です。


新しいことを始めたはずが新しいことができない

今日、ふと思い出した黒歴史について書きます。
地方の支社のマネージャーをしていたころのことです。

僕の力不足で、新しい戦略を始めたのに新しいことができないという状況を生み出してしまったことがあります。(あの時はごめんなさい!)
具体的には、ある時からその時はやりのWebマーケティングやインサイドセールスの部門を立ち上げることになった時のことです。その部門は東京にあるのですが、地方の顧客にもアプローチをしてくれるようになったのです。しかし、その戦略によりWebマーケティングでも顧客開拓をしているのに、それと重なる形でとんでもない数のテレアポを続けてしまったのです。

一方では「このメルマガにお客様が反応しました」という報告をもとに営業し、その一方で無限にwテレアポをし、しかもアポが取れない(Webマーケなどで集客しているのでそちらに流れている)という流れを作ってしまっていたのです。

・・・アホなんですかね?
今、改めて言葉にするとすげぇアホなんですけど、その時は、今までやってきたテレアポは新規営業の手法として正義であり、それをなくすなんて考えることもなかったのです。
それどころか、ある程度新しい戦略がうまく行っているからアポが取れないのに、メンバーのスキルのせいや件数のせいにして、より一層の努力を求めてしまっていました


マネジメントあるあるかもしれない

そんな感じで、賽の河原状態の仕事を生み出してしまったのですが(本当にすみません)、これはマネジメントあるあるかもしれないと思います。(言い訳)

テレアポ以外にも、新しい取り組みを無視して(なぜだ!?)本部から督促を貰ったり、お叱りを受けるということは複数回ありました。
自分たちで立てた戦略なら、比較的スムーズに実行できるのですが、本部や営業部が立てた戦略の一部に組み込まれたときは、今までやってきたことを優先してしまうことが多かったです。

外部からの影響を受けず、現状を保とうとするという意味で僕は「マネジメントにはホメオスタシスがある」という風に考えています。


上位組織や会社全体の戦略を自分事として理解する

では、メンバーに無意味なことをさせてしまいかねないというこのあるあるから逃れるためには、どうしたらいいのでしょうか。
僕は「上位組織や会社全体の戦略を自分事として理解する」ことが大切だと思っています。

本部や会社として始めたことがどういう意味合いで、その中で自分たちがどういう役割なのか分かっているようで分かっていないから「賽の河原」をやってしまうのです。

僕は、時間がかかったとしても、
・自分だったらどうするか?
・どのような選択肢の中から今の戦略を採用したと考えられるか

の2つはなるべく深く思考することにしています。

それ以来、全体像を見ながらマネジメントできる(ことが多く)なり、メンバーに無駄な仕事を強いることは少なくなったと思います。


最後に

今日は「マネジメントにはホメオスタシスがある」というテーマで、僕の黒歴史をお話ししました。
ちょうど今のチームで、「この戦略ではうまく行かない」という結論が出て、昔はそういう結果になった時、めちゃくちゃ落ち込んでたけど、今はこの戦略ではうまく行かないということがわかるデータが取れたと思えたので何が違うのかな・・・と考えてみて、この黒歴史を思い出しました。

何も考えないでうまく行かなかったことと、考えた結果、うまく行かなかったことは違いますよね。

では、また!





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