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【読書感想文】小さな会社の採用お金をかけなくてもここまでできる! #1146

こんにちはー!
今日は、中谷充宏さん著「小さな会社の採用お金をかけなくてもここまでできる!」という書籍の読書感想文です。この本は、特に中小企業やスタートアップのための採用戦略を詳しく解説しており、予算やリソースが限られている状況でもどのように優秀な人材を確保できるかに焦点を当てた採用についての書籍です。


読む前の自分

僕はいわゆる大企業での勤務が長く(16年)、そこから、ベンチャー・スタートアップへの転職をしました。そのため、中小企業特有の採用の課題についての理解が不足しているのではないかと言うことに不安を感じていました。
実際に、人材活用について話しているときに「うちの会社は君の前の会社とは来てくれる人材が違うんだから気をつけた方がいい」と指摘され、どこにでも優秀な人がいるな・・と感じていた僕は「そんな荒い解像度で理解していてはいけない」と危機感を感じました。
そんなとき、中小企業の採用についてAmazonで検索して出会ったのがこの本です。

読んだ後の自分

この本を読んで、中小企業における採用の真の課題が何か、そしてどのようにそれに対処すべきかの理解が進みました。企業の規模に関わらず共通している採用の原則と、中小企業ならではの工夫するべき点が、具体的に理解できるようになりました。
もちろん、個別の会社ごとに異なることが多いのですが、特に、予算や知名度の制約がある中で効果的に人材を引きつける方法については多くの中小企業に共通するはずですし、課題の発生源は似ていて、あとは各社同アプローチするか?ということが肝要と理解しました。
そして、それは僕の今まで16年の大手企業での経験とは、やはり違うものでした。
特に、「面接評価シート」は不要だが、「面接質問シート」とその中身が大切と言う部分は、今までの自分が面接の質問に対して工夫をしてこなかったことがわかると同時に多くの気づきがありました。

読み終わって行動することにしたこと

この質問の仕方と候補者の見極め方についてがとても印象に残りました。
これまでの面接では、あまり意識してこなかった候補者の理解度や価値観を引き出す質問のテクニックを学ぶことができたので、それをまずは実践していきたいと思います。
実際に質問内容を見直し、面接質問シートを作りました。
ちょうど先週、面接が1件あったため活用してみましたが、今までの自分の面接よりも、より候補者がどのように活躍するか(否か)をイメージできるような面接ができたと思います。
実践を通じて、自分なりにさらにブラッシュアップしていきたいと思います。

最後に

「小さな会社の採用お金をかけなくてもここまでできる!」は、リソースが限られている中でも効果的な採用を行いたいと考えている中小企業の経営者や人事担当者、面接に関わる現場マネージャーにとって非常に有益な一冊だと感じています。改めて自社の採用について整理したり、知っておくと得するTipsの紹介(助成金などについても)もありますので、最初の一歩にとても良い書籍なのではないでしょうか。
では、また!


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