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優しさとは後天的に身に着けるもの

今日のnoteは、「優しさとは後天的に身に着けるもの」について、お話しします。

最近、知人から、「櫻井は勉強家だよね。優しさすら、勉強で身に着けたものに感じるよ」と言われまして、「えっ?そりゃそうだろ。学ばないで優しい奴なんているのん?」って思った(もちろん、言わないで、「ありがとー」って言ったけど)ということがありました。

それをきっかけに、優しさについて考えてみます。(ちなみに、実際の僕は、まだまだ優しい人間には程遠いです😞)


優しさは学ぶもの

まず結論から。

僕の考えでは、優しさとは、100%、後天的に身に着けるものです。

そもそも、生まれつき優しいという人間はいなくて、成長とともに、優しさを学ぶか、自分勝手な行動しかしていないと損することを学び、優しさも身に着けていくのだと思っています。

が、もしも、生まれつき優しいという状態の人間がいたとしても、後天的に身に着ける部分があることは揺るがないと考えています。

なぜなら、優しさとは、行動のことだからです。


想いではなく、行動

優しさとは、goo辞書によると

1 姿・ようすなどが優美である。上品で美しい。「―・い顔かたち」「声が―・い」
2 他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。「―・く慰める」「―・い言葉をかける」
3 性質がすなおでしとやかである。穏和で、好ましい感じである。「気だての―・い子」
4 悪い影響を与えない。刺激が少ない。「地球に―・い自動車」「肌に―・い化粧水」
5 身がやせ細るような思いである。ひけめを感じる。恥ずかしい。「なにをして身のいたづらに老いぬらむ年のおもはむ事ぞ―・しき」〈古今・雑体〉
6 控え目に振る舞い、つつましやかである。「繁樹は百八十に及びてこそさぶらふらめど、―・しく申すなり」〈大鏡・序〉
7 殊勝である。けなげである。りっぱである。「あな―・し、いかなる人にてましませば、味方の御勢は皆落ち候ふに」〈平家・七〉

とのことです。

ここで言う、優しさとは、

 2 他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。

のことですよね。


で、その「他人に対して思いやりがあり、情がこまやか」ということで、大切なのは、行動に現れているかどうかだと思います。

優しさに限らず、よく言われることではありますが、どれだけ心の中で思いやりがあり、情がこまやかなことを想っていたとしても、行動しなければ、何も思っていないことと一緒です。


確かに、優しさが、心の中でだけ起こることで、行動を伴わなくても伝わるようなものなのであれば、学ぶ必要もないですし、先天的に優しいということも成り立ちます。

しかし、実際には、行動しないと伝わらないですし、良いタイミングで伝わりやすい行動をしないと、優しさを与えることができないのです。


コミュニケーションスキルが0なら優しさも伝わらない

例えば、同僚に対して、「忙しすぎるんじゃないのかな・・・手伝ってあげようかな。」って思っていたとしても、「でも、余計なお世話と思われなくないし・・・」と、何も行動しなかったとすれば、それは優しいのでしょうか。

仲間に楽しんで欲しいと思って、自分が楽しいと思うことをひたすら、仲間に強要するのは(その仲間は楽しくなかった場合)、優しいのでしょうか。


適切に助け船を出すためのコミュニケーションを学んだり、仲間の楽しいを聞き出すコミュニケーションを学ばなければ、優しくないことと何も変わりがないのです。そして、何より、適切な行動を伴わない優しさはないのと同じと言うことを学ぶ必要があります。

そうでなければ、どれだけ好意的に見てもらえたとしても、「あの人は、優しい人のはずなんだけど、どうしてだろうね・・・?」くらいが関の山です。


想像力も大事

仮に、先天的な優しさがあるとすれば、という文脈で説明したため、行動するための、コミュニケーション力が大事という話になりましたが、それ以外にも、想像力もとても大切です。

どれだけ優しくあろうとしても、優しさを持っていたとしても、相手のことを思いやる想像力がなければ、その優しさを発揮することができません


そんなこと、当たり前だと思われるかもしれませんが、想像力は明らかに鍛えることができます。

実際に、僕の娘は、少しずつ経験を積むことで、少し先の未来を想像したり、両親の気持ちを想像したりできるようになっています。


生まれつき想像力がものすごい・・・という人がいないとまでは言いませんが、ほとんどの優しい人は、想像力を鍛え、コミュニケーションを学び、そして何よりも、「見返りを求めず与えることの大切さ」を経験や学びで知っているはずです。



最後に

今日は、

✅優しさとは後天的に身に着けるもの

✅行動のない優しさは、ないのと同じ

✅優しくあるために、コミュニケーションが大事

✅優しくいるために、想像力も大事

✅何より、優しくあることの価値を知ることが大事

というお話をしました。


冒頭で出てきた知人は、もしかしたら、学んで優しさを身に着けたように見える僕のことを、「生まれつき優しい奴ではないから、優しいわけではない(優しさの価値が低い)」と言いたかったのかもしれません。(気が付いてなかったのですが、ここまで書いてみて、そんな気がしてきたw)


逆に、僕は声を大にして言いたいです。「優しさを実行する方法や、優しさの大切さを、知識や経験から学ばなかった人が、いかに先天的に優しかったとしても、無意味に等しい」と。

あなたは、どう思いますか?


では、また明日!



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