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播磨町まちづくりアドバイザーの日々

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兵庫県で一番小さいまち播磨町で週3日役場に勤務しながらまちづくりを進めています。政策をつくったり、自治会や地域活動の相談に乗ったり、縦横無尽に動き回っています。
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#smallisgood

播同協研究大会のコーディネーターをしてみて

 播磨町には、播磨町人権・同和教育研究協議会という組織があります。名前の通り、人権や同和教育について考えようとする組織です。毎年1回研究大会を開催していたようですが、コロナ禍で大会は中止となっており、久しぶりに研究大会が開催されました。これまでは、各部会に分かれてテーマを持って話し合っていたようですが、今回はパネルディスカッション形式での開催となりました。 それぞれの立場からの発表してみる  パネルディスカッションに先立って、幼稚園、小学校、シニアクラブ、自治会、役場職員

【播磨町】最適解らしきものを見つけるための対話

こんにちは、兵庫県で一番小さなまち播磨町のまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。2023年度からは、兵庫県の西の端、佐用町でも縮充戦略アドバイザーとして勤務が始まりました。それぞれを分けて発信するのもちぐはぐになりそうなので、このnoteでは、2つのまちのことを発信していきます。 「播磨町の公共交通について話し合おう」 播磨町は兵庫県で一番小さな自治体で、おおよそ3km四方のまちです。成人男性なら15分ほど歩けばJRもしくは山陽電車の駅に到着します。そんなまちでも話題に上が

【播磨町】まちづくり講演会がありました

こんにちは。兵庫県で一番小さな自治体、加古郡播磨町のまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。1ヶ月ほど前になってしまいますが、ひさしぶりにまちづくり講演会が開催されました。そのレポートです。 「これからの播磨町のまちづくり〜自分たちのまちは自分たちでつくる〜」  播磨町では毎年秋頃にまちづくり講演会を都市計画グループが主催して開催しています。私も過去のまちづくり講演会に講師として呼んでいただいたことがあります。ここ数年はコロナの影響により開催できていませんでした。今年は、協働

【播磨町】小さなまちの「福祉」を考える

こんにちは。兵庫県で一番小さな自治体、加古郡播磨町のまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。令和4年度も着々と事業が進んでいってます。どうやら今年は「福祉」に関わることが増えそうな予感がしています。 ある一日の様子これは、ある一日の業務の流れです。 8:30 始業・朝礼(グループ内で今日の予定を共有します) 9:00 いくつか書類作成(広報はりまの原稿作り、企画書まとめなど) 10:00 地域福祉計画策定に向けた打ち合わせ 12:00 お昼 13:00 オンラインで打ち合わせ

【播磨町】播磨町「協働のまちづくり宣言」が出されました

こんにちは。兵庫県で一番小さな自治体、加古郡播磨町のまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。先日、播磨町町制施行60周年の記念式典がありました。 60周年を迎えた播磨町 播磨町は1962年に町制施行したまちです。それまでは兵庫県最後の村である、阿閇村というまちでした。実は阿閇村のころから現在に至るまで、町の境界線はそれほど変わっていません。唯一、1972年に人工島(新島)が完成したことで、町の面積が1.5倍になったことぐらいです。ちなみに、新島は2022年で完成50年です。今回

【播磨町】令和3年度の活動報告ができました

こんにちは。兵庫県で一番小さな自治体、加古郡播磨町のまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。令和4年度に入ってはや一ヶ月が経ちました。今年度はこれまで以上に地域に出ての業務が増えています。 今回は、年次報告が完成したお知らせです。まちづくりアドバイザーは業務がわかりにくいことから、年度ごとに業務報告を作成しています。町内の公共施設に配架してありますので、ぜひ手にとってみてください。 また町外の方に向けては、ホームページでも公開しています。こちらから御覧ください!

【播磨町】新自治会役員研修会を開催しました

こんにちは、兵庫県で一番小さなまちのまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。2021年度もあと数日となりました。3月中旬頃からは、新年度に向けた動きがガガガ!っと進んでいます。 どんな研修? 先日、新自治会役員研修会を開催しました。主催は播磨町自治会連合会です。できるだけ多くの自治会関係者に参加していただけるように、同じ内容を平日の夜と土曜の午後の2回開催しました。その結果、約40名の方に参加いただきました。今回の研修は、あくまで任意参加です。  研修は、2020年度に作成した

【播磨町】情報公開がつながるきっかけに

 こんにちは、兵庫県で一番小さなまちのまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。今日はつながりづくりの一つの方法としての情報公開について書いてみます。 公開してたからできたつながり 播磨町では防災と福祉の連携促進事業を進めています。令和2、3年は専門家や有識者、地域の皆さんを招いた検討委員会を開催して事業の組み立てや実効性のある計画づくりについて議論を重ねました。その結果、「播磨町モデル」を組み立てることができました。詳細は播磨町ホームページより。  先日、ある自治体の職員から

【播磨町】「これからの播磨町の協働のまちづくり」研修

こんにちは、兵庫県で一番小さなまちのまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。昨日(2月18日)に協働のまちづくりを進めるための職員研修を開催しました。当日は、議会からも参加があり、50名以上の方に参加いただきました。 協働のまちづくり宣言 播磨町は2022年に町制施行60周年を迎えます。(実は新島も完成50周年!)60周年を期に協働のまちづくりを進めていくための、協働のまちづくり宣言をする予定です。昨年の春から、庁内でのワーキンググループによる課題整理をすすめて、それらの課題を

【播磨町】「防災と福祉の連携促進事業」グループ横断で報告会

こんにちは、兵庫県で一番小さなまちのまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。もう1ヶ月前になってしまいましたが、2021年の最終業務日に「防災と福祉の連携促進事業」の進捗状況について関係するグループの職員への報告会兼意見交換会を開催しました。 播磨町役場はグループ制をとっていて、行政でよく聞く〇〇課や〇〇係がなく、〇〇グループといいます。確か、課長は統括と呼ばれ、係長はリーダーと呼ばれています。現在、播磨町で進めている「防災と福祉の連携促進事業」は、兵庫県全体でも進めている事業

【播磨町】地域組織と所属意識の関係

こんにちは、兵庫県で一番小さなまちのまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。今回は、播磨町の地域の【エリア分け】について書いてみます。 地域づくりのエリア性 地縁型の地域づくりにおいて、「どの区域で活動するか(まとまるか)」は基盤整備として非常に重要なことだと思っています。これは基本的に行政でやるしかないでしょう。例えば、小学校区のまちづくりや、旧町を単位としたまちづくりなど、自治体によってある一定のルールで単位を定めています。もちろんその単位は様々です。「〇〇地区のみなさん

【播磨町】職員対象の自主勉強会を開催してます

アドバイザーになって、期待されたことの一つに「庁内に新しい風を入れ込む」というものがありました。入庁して驚いたのは、意外に他市町とのつながりがないということでした。播磨町は稲美町・加古川市とは職員同士も知り合いの関係が多いようですが、お隣の明石市や兵庫県となると、職員同士のつながりも希薄な様子がうかがえました。 まずはやってみるで始めてみたそこで、どんなことをやるのが最適かわからないまま、まさに手探りで終業後の17:30〜19:00頃に自主的な勉強会を立ち上げました。おおよ

【播磨町】12月のまちアドおしゃべり会のお知らせ

こんにちは。兵庫県で一番小さいまち播磨町のまちづくりアドバイザーの佐伯亮太です。11月から始めた「まちアドなんでもおしゃべり会」。12月の予定が決まったのでお知らせします。 12月は試験的に、すべてのコミセンで午前中に開催してみます。年が明けたら、土日や夕方から夜にかけての開催をしてみたいと思っています。ちょっと気になるなと言う方は、ぜひ寄っていただけると嬉しいです!

【播磨町】初めてのまちアドおしゃべり会@野添コミセン

こんにちは。兵庫県で一番小さいまち播磨町のまちづくりアドバイザーの佐伯亮太です。11月から町内のコミセンを回っての「まちアドなんでもおしゃべり会」をはじめました。 実際どうだった?初めての開催は野添コミセンでした。開始早々から自治会長が来られて、あれやこれやと話をしました。例えば、公園の清掃ってどうやったら楽しくできるかなーとか、コミセンとの関係ってどうするかなーとか。結局2時間話しっぱなしでした(笑)  途中、社会福祉協議会の生活支援コーディネーターも参加して、地域の見守