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【キャリコン勉強】カウンセリングの理論(ロロ・メイ)

今日は何の日

2月22日 猫の日
1987年、猫の鳴き声「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合わせから、猫の日制定委員会が制定しました。

ロロ・メイ

1909年 - 1994年 アメリカ 心理学者、臨床心理学者、アメリカにおける実存心理学の開拓者

1940年代中頃、結核のため一年半療養所で過ごす。その環境で、不安に関するフロイトなどの本を熱心に研究したことが初著作『不安の意味』の基礎となる

ロロ・メイ著 『失われし自我を求めて』

不安の研究

不安は、その個人の実存を実現する何らかの可能性、個人が直面する時点で生じる。しかしまさにこの可能性は現在の安全を破壊することを含んでいる。そしてそのことが同時にその新しい可能性を否定する傾向を生じさせる。
生きがいを求めて自分が変わっていこうとするとき、
それは未知のものへの開けどうなるかわからない
しかしそれを選ばないことは自分らしさを失うことになる
その葛藤が不安!

まとめ

今はまさに「不安」の時代と言えます。これまでの日常が破壊されることへの不安、感染への不安、先行きが見えない不安。

不安には、様々な内容がありますが、そのうちのひとつに「実存不安」があります。その究極は、人間はやがていつかは死に、それがいつ来るかわからないという不安です。

実存療法は、クライエントが、死に向かう有限な存在であることを自覚しつつ、一回限りの人生を、意味あるものにすることを援助する療法です。

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