見出し画像

一点豪華主義っていう男(やつ)、大体一点しか買えない

こんばんは

ファッションコーディネーター
パーソナルスタイリストのRです。

現在、婚活をしている&恋をしている世の男性をカッコよくしたいという想いからお届けしております。


今回はですね

1点豪華主義っていう男(やつ)、大体1点しか買えない

これについて話していきたいと思います。

以前、自分がショップ店員で
従業員の休憩室にいる時にですね

同じ系列の店のスーツ屋の店員が入ってきました。

おつかれさまでーすと。

髪は茶髪
どうやら日焼けをしてる。日焼け?

今更、日サロ?

スーツショップの店員で
スーツ姿だ。
やや派手なスーツを着ている。
どうやらオーダースーツだ。

(自分)その辺のサラリーマンみたいだな...。


腕にはよく見るとロレックスをしていた。


(自分)
「ロレックスですか?いい時計してますね」


(スーツ男)
「はい、そうです、ロレックスです」

そのあと立て続けにその男は言った

「自分、一点豪華主義なんで」と

真顔でややかっこつけた感じでおっしゃった。


ん?どこか違和感を覚えたセリフだった。


同じ会社の系列のため
ぶっちゃけきっと彼の月収は手取り17万円くらいだろう。
しかもけっこう長く勤めてる先輩のわりには、一般社員だ。

どう考えても無理してローンでロレックスを買っている
しかも、たぶん中古だろう。

オーダースーツは19800円にしか見えない。
さらに顔は日焼けしてちょっと安っぽい。。

そこで

自分一点豪華主義なんで。

とのセリフ。

どちらかというと
「奮発してがんばって買ったんです」だろ。


自分、一点豪華主義なんで。


ある程度、気品があってたくさん高級品を買えるであろう品格の人が似合うセリフだろう。


一点豪華主義というより
普通に一点しか買えないのだ。


しかし
反対にそこの店の店長さんは
2万円くらいのポップな時計で全く背伸びした格好をせず、とても普通の格好をしてるのだ。

これが、やけにカッコいいのだ。

髪もきちんとした黒髪、紺のブレザー姿。

部下にはきちんと敬語だ。

左薬指には指輪をしていて、27歳で結婚している。

買えない人が背伸びして買う中古のロレックスより
普通に買える人がブランドに目もくれずつけてる2万円の時計のほうが圧倒的に輝いてみえた。


スーツも高いものではないらしいが、店長のほうが高く見えてサイズバランスも上手なのだ。

うわ〜、という感じだ。

100万円でオーダースーツ作っても、かなわないだろうな、と。

お値段が高ければ高いほど、洋服の生地が良くなるのは完全に間違いではないが
高い服を着れば着るほど、その人がかっこよなるわけではないのだ。

お金を出せば出すほど、かっこよくなる、わけではないのだ。
30万円の服を買ったら、30万円のオーラが出るわけではないのだ。

自分では勘違いすることはできるだろう。
こんな高い服を買った俺はカッコいいはずだと。

んなわけない。

風をきって歩くのは自由だろう。

しかし
周りや相手がどう思うかは別の話だ。

周りにはそれが伝わっていないのが現実だ。


いかに、その人に似合った服をセンスよくバランスよく着ているか、だ。
(全て安いモノのでじゅうぶん、とはまた違うが)

高い服を自己満足で買いまくるより
センスを学んで得ていったほうが、長い目でみてもよっぽどコスパよくカッコよくなれるのだ。

ブランド品もいづれ型落ちする。

来年には型落ち品なのだ。

以前、ハイブランド着てる男(やつ)大体型落ちという記事を書いたが
それに関連するエピソードだ。

まとうものがなくても
裸でいてもカッコいい

そんな男性、いかがですか?


きっと謙虚で自分よりも、周りの人を大切にしていく人なのでしょう。 

あなたのセンスでそんなオーラ、まとってみませんか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?