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内合型とモチベーション

内向型のみなさんはなんとなく、「自分は欲がないな」と感じることがあるのではないでしょうか?

欲は生きていくためモチベーションを保つことに必要不可欠です。

しかし、内向型の人たちは、世の中に欲しいと思えるものがないと感じ、何事においてもモチベーションを保つのが難しいと悩んでいるかも知れません。

今回は、内向型の人たちがモチベーションを見つける・保つ秘訣をまとめました。

ぜひともご覧ください。



内向型の気質とモチベーション


内向型の人の中にはモチベーションが見つからない、と悩む方もいると思います。

私もその1人です。

それは内向型の気質が大きな原因の一つかもしれません。

内向型の人は地位や名誉といった社会的なステータスよりも自分の興味関心に目を向けます。そのため、相手から提示された報酬が自分の喜びに直結しないことがあります。

報酬がやる気に直結しないため仕事に対してモチベーションが保てないのです。

さらには、社会そのものに対して関心が持てなくなってしまうことがあります。


内向型の人がモチベーションを保つ方法


では、内向型の人たちが仕事や生活にモチベーションを保つには、どうすれば良いのでしょうか。

それは、「行為から得られる報酬に関心を持つのではなく、その行為そのものに興味を持って取り組む」ことです。

内向型の人たちは、自分独自のやり方や考え方にこだわる傾向があり、その中から喜びを見出すことができるとされています。

例えば、自分で計画を作り、その計画をきちんと実行し、達成することに喜びを感じます。

私の場合は、日常で派生した疑問を調べて、疑問が解消されたときに喜びを感じます。

たとえ、明確な答えが得られずとも、自分なりの考察が見つかれば達成を感じることがしばしばあります。

内向型の人がモチベーションを保つには、「自分のやり方」に強いこだわりを発揮しましょう。

それが、自分の喜びへと発展します。

内向型とフローの状態


自分の興味に関心を向けることにより、 人間が物事に完全に没頭し、精神的に集中している「フロー」状態に入ることができます。

フローの状態では、著書『内向型人間のすごい力』の中で、ミハイ・チクセントミハイの言葉を借りてこのように言っています。

「一般的に心理学の理論は、飢えや恐怖といった不快な状況を排除する必要性や、財産や地位や特権といった報酬を獲得することへの期待によって、人間は動機付けられるとしています」が、フローの状態では「仕事を続けることだけを目的として、何日もぶっ通しで働ける」

引用:著書『内向型人間のすごい力』

皆さんもそのような経験は一度ならず何回もあるのではないでしょうか。

内向型の人はフロー状態に入りやすく、フロー状態では自分の能力を飛躍的に伸ばすことに適しています。

この傾向も内向型の強みです。

この強みを活かすためにも「自分のやり方」に強いこだわりを持つべきでしょう。

モチベーションの維持にもつながります。


内向型のモチベーション維持テクニック


ここからは私なりに内向型の人がモチベーションを保つテクニックを考えてみました。

以下にご紹介します。

1. 自分を知る

まずは、一般的な報酬が喜びに結びつかないことを自覚しましょう。あなたは、与えられたものではなく、自分で見つけたものに喜びを見出します。

2. 個人のこだわりに注力する

誰かに褒められることではなく、「あなた」がこだわることに力を入れましょう。誰よりも深い集中を発揮し、時間も忘れて没頭できます。

3. 環境の変える

「あなたがこだわること」に理解してもらえない、評価してもらえないなら環境を変えましょう。

「あなた」を理解してもらえないのなら、一人で作業する方がマシかもしれません。


まとめ


私も含め、内向型の人たちが仕事にモチベーションを保てないという感覚は間違いではないようです。

それは外向型と内向型の興味関心の違いにありました。一般的に提示される報酬の多くは、内向型の人たちには強い喜びには結びつかないことが多いとされています。

私たちはそのことを認識し、自分たちで喜びを見つけ出さなければなりません。そしてそれは自分のこだわりに向き合うことです。

そうすれはきっと、自分のなりの喜びを見出すことができるでしょう。

参考文献:『内向型人間のすごい力』


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