アイスブレイクの質を高めるプレーリーカード
コロナ禍の3年で何を学べたか?
リアルの会話の楽しさだし、目を見て同じ時間を味わうことの豊かさだし。リモートだから良いこともあるし、リアルだから良いこともある。
そんでもって もう要らないこともあり。
リモートMTGでも
挨拶ができない大人も「結構」いる。
リアルMTGでも
中身が薄い会話をする人も「今だ」にいる。
お互いの話せる時間の質を大事にしていく、
そんな企業にはこれからますます良き人材が集まるだろうし。
「配る名刺」 やめました。
「立ち止まる」ことができるのが知性 だと誰かえらい人が言っていた。
3年という「立ち止まらざるえなかった」時間から、ぼくらがどんな知性を受け取れたか?
これから だんだん試されてくるんだと思います。
ぼくは この機会に「配る名刺」やめました。
なので、もう名刺は配りません。
名刺代わりのデジタル名刺「プレーリーカード」、とってもいい感じです。
印刷した名刺配るわけではなく、1枚あれば済むので環境配慮面でも、弊社のポリシーを表現しやすいです。
何より、日本のビジネスシーンの自己紹介(名刺交換タイム)は形式的で つまらないし、もっとユニークな会話が増えたっていいと思う。
プレーリーカードはICチップが入っている1枚もののデジタル名刺サービス。スマホをかざすと、自身の情報(事前入力しておく)が読み込めます。更新も必要に応じて都度できます。
サービスサイドの皆さんの考えもとっても素敵だと思います。
アイスブレイクの質を どうデザインするか
タテ・ヨコ・ナナメのさまざまな「関係性の糸」が編み込まれることで、組織やコミュニティのレジリエンス・心理的安全性が向上していきます。
研修やファシリテーションをする際には、関係性の糸を編み込みやすくなるよう、質の高いアイスブレイクの場づくりを心がけています。ただしそれはあくまで、安全な環境での条件下のみ。いわば人工的なアイスブレイクです。
一方、不確定要素が多く突発的な自己紹介が発生する日々の場面では、アイスはアイスのまま。
ではどうすれば、豊かなビジネスコミュニケーションやコミュニティ醸成に寄与する「アイスブレイク」になりうるか?
対話が起きやすくなる前提条件としての「対等性」を、どうすればコントロールなく自然にデザインできるか?
それには「機能や役割」の交換だけじゃ難しく、「興味」「社会性」「キャリア」・・・もっというと「その人が持つ雰囲気・匂い」をどう交換できるか、という話になってきます。
仮に、アイスブレイクの際に
それぞれの人同士が、さまざまな関わり方の動線を持っておけば、その後、機能的なつながり、画一的なつながりだけでない、多様なつながりが生まれやすい。
いわば、機能を交換する名刺交換から、名刺交換そのものが、あそび心溢れる「小さなお祭り」になっていく。
そんなスタイルが広がるにつれ「アイスブレイク」という言葉自体、不要になってきそうです。
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