鉄はアツいうちに#2 ラランドのサーヤさんの虜にされた話
お笑い芸人さんってめちゃくちゃカッコよくないですか?全身全霊をかけて人を笑わせるって中々できないことだと思うんですよね。“サービス精神“の枠を超えたある種の狂気を携えた人達だと思っています。超リスペクト。
お笑いはよく「戦場」に喩えられますが、今は国内の長い長い戦国時代を経て、YouTubeも交えた世界大戦的な領土の奪い合いの時期にあると思っています。
そこに霜降り明星を筆頭にした"お笑い第七世代“達の下克上も絡んで大混乱のさなか、彗星のごとく現れたのが、僕がいま最も注目しているコンビ、ラランドです。
昨年のM-1グランプリの後、「準決勝にいたコンビの中に事務所に入ってないフリーがいて、それが面白いらしい」という噂を聞いてから、「フリー?どゆこと?レッチリ?」というとっかかりから気になって、気づいたら彼らに夢中になっていました。
今日は、これからが楽しみなお笑いコンビ、ラランドについて取り上げたいと思います。
<今日のメニュー>
○ラランドの好きなところ
○サーヤさんセブンルール出演
ラランドの好きなところ
まずは、やはりネタですよ。見た目のからして真逆のデコボコ男女コンビが繰り出す、精度の高いコント風漫才。
最初に見たのは今年の「新春おもしろ荘」で披露されたキャバクラのネタでした。彼らは公式YouTubeチャンネル「ララチューン」にネタをupしておりますので、そちらを見てみてくださいね。『カリスマ政治家』や『ビッグな芸能人』なんか、特に緻密に作られていると思います。
その上で、2人とも声がめちゃくちゃ良いんです。地声の声量とか、声質、滑舌…etc 「声」にも先天的な個性がありますが、どれをとっても漫才向き・タレント向きだなと個人的には思います。声量と滑舌は努力でなんとかなる部分ですが、根本的な声質が良い、特徴がある、と言うのと、2人の声のマリアージュが凄いんですよ。
最近、「ラランド・ツキの兎」というラジオ番組も始まりましたが、2人の掛け合いをイヤホンで聴いてる時の心地よさは、南青山のヘッドスパ以上です。
細かいところは避けて短めで抑えようとしてますが、また長くなりそうなので次に行きますね。笑
サーヤさんセブンルール出演
昨日、10月6日にサーヤさんがフジテレビ「セブンルール」にご出演されました。
毎週、世間で活躍している女性1人に密着し、その方が大切にしている7つのことを取り上げていく、僕の中では「女性しか取り上げない情熱大陸」と言うイメージのあるあのオシャレ番組にサーヤさんが。これは観るっきゃないと思い、放送1時間前からテレビに張り付いてオンエアは齧り付くように拝見しました。
結論、めっちゃ良かったです。
最近、第七世代の女性芸人さんとサーヤさんが一緒に、「お笑い界の女性芸人に対する扱いを変えたい」と言うテーマでテレビにブッキングされることが多くて、
そこでのサーヤさんの立ち位置は、その中でもかなり異端・極端に見える映り方をしていて、捉えようによってはかなりキツいイメージだったり鼻につく感覚を持たれそうだと心配していたのですが、昨日のセブンルールを見た人はイメージが一変したのではないでしょうか。
番組の冒頭で、さらば青春の光の森田さんがおっしゃっていたように、ラランドって本当にネタも面白いし2人とも人間が面白いんです。
中でもサーヤさんは大学時代、ラランドでもそれ以外のユニットでも、インカレのお笑いコンテストで様々な賞を獲得してきていて、その才能からラランドは、卒業時には各芸能事務所から引く手数多だったそうですが、
サーヤさんは中学から10年間も私立に通わせてくれた親御さんへの感謝の思いから、働きながら芸人で成功する道を選んだのだそう。
そこから、ネタ作りの方法だったり、YouTubeの作り方など芸人・サーヤさんとしての側面が紹介されていたのも興味深かったのですが、やはり門倉早彩さんとしての人となりの良さが見て取れた部分に感動しました。
マネージャーの橋本さんは、もともと大手芸能事務所でマネージャーをなさっていた方なのですが、ラランドとは大学時代、お笑いのライバルだったのだそう。
その彼が会社を辞めてラランドのマネージャーになったことにも胸が熱くなりますし、それに対して、サーヤさんが「ついてきてくれたからには絶対に幸せにしないといけない」とおっしゃっていたりとか、
サーヤさんが就職して1ヶ月目の給料から毎月実家にお金を入れていて、でも親御さんから受けた支援を考えるとまだまだ足りないから、これからもドンドンその桁を大きくしていきたいと言う決意も、
本当に優しい人、周りを幸せにする、責任感が強い人なんだなと、自分を顧みて恥ずかしくなるほどでした。社長気質。お若いのになんてしっかりしたお嬢さんだこと。(月並み)
びっくりしたのは、サーヤさんにはきまり衣装がなく、媒体に合わせて自分で選んでいると言うこと。メディアでのコメントも、その時々に合わせて言葉を選んでいるそうで、それはタレントとしては当たり前かもしれないですが、事務所に所属せずにセルフマネジメントしているのがすごいと思いました。お若いのになんてしっかりした(以下、略)
思えば、事務所に入らないって言う選択は今の時代にあっているかもしれないですよね。
個人がSNSで発信できるようになり、デビューのきっかけはスカウトだったりしても、ある程度の期間を事務所に所属して頑張り、一定のファンを抱えさえすれば、事務所を辞めてもフリーである程度の芸能活動はできます。「大胆なことを言えば」ですが。実際に、フリーになるグラビアアイドルなんかも増えてきてる気がします。
もはやSNSさえも止めて、オンラインサロンでしか発信しないタレントも出てきてますし、コミュニティはこれから、格段に小さくなっていく時代に来ていると思っています。
タレントが副業するのも昔からよくある話ですし、じゃあ「会社員」と「芸人」だって全然ありですよね。
情報解禁から心待ちにしていた番組でしたが、改めてサーヤさん、ラランドへの期待感が高まった特集でした。ラランドは未来の副業芸人“達“のパイオニアとして、これからも道を切り拓いていくでしょう。
今回はサーヤさんがメディアに取り上げられたという記事ですけど、サーヤさんは「2人で売れたい」って良く発言しています。僕も、絶対にコンビで売れてほしいと思います!応援してます!
<終わりに>
相方のニシダさんも面白い人なんですよ。毒舌で鋭い偏見コメントなんかもめっちゃツボです。
そして、これほど影響力のある番組で、ニシダさんが大学を中退して現在はニートということがしっかり紹介されていて「良かったね」となりました。笑
次は1000文字以内を目指します。笑
ご覧いただいた方、ありがとうございました!
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