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つたえあうわかりあい

さようならの
かんじょうの
いきさきを
わからないまま
ふらついてる

もうすぐくる
そのときに
どんなかおを
すればいいの

さきのことを
すべてわかって
いまをどう
すごせばいいの

とてもだいじな
じかんなのに
いつもどおり
なにげないかいわ

どうでもいいことに
わらいながら
おちゃをのんで
どうでもいいことに
おこりながら
まわりをまたわらわす

なにかだいじなはなしは
ないのかな
いましかない
わかっていながら
いつもどおりを
えらぶりゆう

だいじょうぶの
むごんのつあえあい
どんなことになっても
だいじょうぶ

そこからさきのことも
だいじょうぶを
なにげないかいわに
にじみこませてる

だれもそのときを
まってなくて
いまできることを
きちんとつたえあう

いまをいきあっている

それがわかってきたら
ふらつくかんじが
おさまってきて
ことばのあいまの
おもいをさがしていた

あいをそのあいだから
みようとしていた

そして、わたしも
あいをこめてみた
ほほえみかえしてくれた
たぶんこれで
わたしはだいじょうぶと
つたえたのだろう

つたわったのだろう

へんじはあのえがおに
たしかにこめられていた

ぎょうかんに
ちりばめられる
おもいのかずかずに
あいとなみだを
こめてつたえる

いえにかえり
へやでひとりないた
せなかをだれかに
なでられてる
そんなきがした

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