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よるのつめたさ

眠れない夜の隙間
そっと窓を開ける解放
冷気が飛び込む赦し
そこに入らせて
そこに居させて
冷たさの受け取り
その痛みに慣れたら
危険な温度になると
警戒しながら
それでも窓を開ける
痛くないように
でも、知ってる痛み
どうしたいのか
わからないまま
冷たさだけを
握りしめる
答えは知ってるようでも
まだ出さないまま…

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