方法論

感情の優先順位に悩む
愛と憎しみのシーソー
揺るがりやすさが先導する

本当に欲しいものはなに
選択の天秤が差し迫る
本当はわかってるくせに
わざとらしさを隠さない

誰かに探して欲しくて
見つからないように
見つかるように隠してる
誰も気づかないと知りながら…

わからなさを尊重している

どうすればいいのでしょう
そのまま出てしまう行動は
誰もが受け入れがたいもの
選べないと言いながら
優柔不断を選んでる

心の裏側にある不安とか
隠すように言っといて
表面からだだ漏れしてる
気づいてアピール全開で
感情のまとまりを失う

今日も話しかけるなオーラと
気づいてオーラの割合を
６対４の絶妙な比率で生きている

最初から全てが相反している
それを薄らわかった時でさえも
それすら利用して試していく
迷いなく決めてた選択

みんなの中にある
誰よりも優しくて苦しい
やわらかさと辛さの結晶
それぞれの正義があって
唯一の正解なのに
他の誰とも違うから

相容れない感情だと
知ってしまってから
何をどう伝えようか

わからなさは認め合えない

みんな片方だけ翼が折れていて
それを誰もが目に見えたなら
どんな感情の変化があるだろう
わかってるの、わかってるよね

傷つけ合う為に出会ったわけじゃない

認め合い、許し合い、手を取り合い
そこから本当の思いを伝えるのだから
心に渦巻く汚い戦略の洗浄の仕方を
未だに知らない悲しさがそれを拒む

人生の６割を諦めで占めといて
残りの４割にずる賢い希望をまだ
捨てきれずにいる

そうして今日もまだ
正しい方法論をこれかこれかと
根っ子の部分で探している
それを誰にもバレないように