Vol.45 努力は『する』じゃない

上手くなりたいなら努力するべきだ。

人生の中で１度は言われたことのある言葉ではないでしょうか。

どんなことでも努力することは必要です。

必死に練習して

多くの時間をそのことに費やす。

努力することで成長することは大いにあります。

ですが、いつかこんな瞬間が訪れる人もいるはずです。

俺は努力をしているのに報われない。

自分の努力を誰も見てくれていない。

だから結果が出せないのだと。

自分は必死で努力していると自分自身で思ってしまうことです。

努力は

『する』のではなく、『無意識にしていた』

自分では好きなことを存分に楽しんでいる。
この状況が周りから見たらあの人は本当に努力しているなと感じること。

これが真の努力なのではないかと感じました。

最近、チームメイトの先輩がSNSでこんなことを書いていました。

努力している人は練習しているっていう感覚がないのかもしれない。
自分に置き換えた時、練習に行く。練習するっていう感覚を少し変えてみることも必要なのかと。

第１に考えることは努力しなくてはいけない
という部分ではない。

成長したいと強く思う気持ちも大切。

それとともに

自分の好きなことに心から熱中して心から楽しむ。

楽しんでいるときって時間も忘れるくらい没頭して手を抜くことなんてないはずです。

努力するという感覚の先に行くには１番と言って良いほど必要なことだと感じます。

努力している。

自分でそう思ううちはまだまだ一流ではない証拠だと思い知りました。

何が正解で不正解かなんて誰にもわかりません。

自分自身が１番の味方であり１番のライバルです。

手を抜いてしまった。

妥協してしまった。

負い目を感じる瞬間は自分にしかわかりません。

振り返った時
「ああしておけば良かった」
「こうしておけばよかった」
そう後悔は絶対にしたくありません。

フットサル選手としての生活は
人生の中でほんの一部にしか過ぎないかもしれませんがその一部を人生の最高の瞬間にしていきたいと強く思います。

無意識に努力をしていたという
境地に辿り着けるよう
限りある選手生活を全力で楽しみます。

それでは👋

ヴォスクオーレ仙台＃9　平澤 凌