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涼
2021年12月5日 18:04
2021年11月30日 17:21
殺伐とした この世界を歩いて行くには少し頼りない足取りでも紡ぎ出す声は たどたどしくてやがて 喧騒の中掻き消されてしまうとしても雲の向こう側には青空があると見据えた道の先には答えがあると愚かでもいい繰り返しでも最期まで信じ抜けたらまだ諦めきれないと願う、この声がもっと先へと進みたがる、この足が描いていく、軌跡を。
2021年11月22日 08:43
右を向いたらあなたが居ないので左を向いたら涙が零れました明日、雨が止んでいたら私は 行かなくてはなりません指のケガが気がかりです寒がりのあなたが気がかりです「疲れた」も 「会いたい」にももう応えてあげられないこと早く 早く気付いてください寂しさに敗けたのは私の方でした
2021年11月19日 22:45
モノクロだった世界に七色の彩りをくれた君君に何ひとつ伝えることができなかった指の隙間から少しずつ零していってもそれでも溢れてしまう思いが君の笑顔をついばんでしまいそうで恐かったんだ
2021年11月15日 17:47
アリ地獄飲まれぬように抵抗す我が力の限りを知りて砂利 踏む足もつれづれとなる「こころざし」入れたポッケに穴が開くとき見上げた夕暮れの濃淡がズンと胸に突き刺さる間違いは 何だったか正しさは 何だったか不器用な脳が孤高を選ぶたった一つを求め続け
2021年11月14日 17:45
君の無垢な横顔が好きだったもう 計算でしかない僕の表情は醜くて恋人のように繋いでくれたこの手だって本当は汚れていたんだ憂鬱が好きで孤独が好きでこの身を隠す雨が好きでそんな僕にでもいつか その背に愛の衣を羽織わせてやることができたなら君の奥に棲み続けるその哀しみを消し去る程の
2021年11月12日 22:05
あなたに話したら「つまらないこと」と笑っただろうかもう二度と応えは還らないだからこれからも私は私を選んでく
2021年11月9日 19:18
幾千匹の魚群の中泳ぐ私を見つけてよ呼ばないから待たないからいつか私を見つけてよあなたが好きだと言ってくれた私で在り続けるため止まらず泳ぐ泳ぐから
2021年11月9日 08:01
傷もなく嫉妬もなく羨望だけがぼんやりと半透明の光を放つ見えない君知らない君ただ1人だけが許された君の隣が光を放つ眩しくて哀しくて届かない私にいつまでも
2021年11月5日 19:57
混ざり気のない空色と澄んだ空気が背景となり真中に咲いたは太陽のような君の笑顔眩しさに呼吸を忘れ、立ち尽くす。あの日、あの瞬間脳裏に焼き付いた一枚の絵に両手で心を掬われたような気がした僕は、君に救われたんだ。寂しさに弱い虫が疼きそうになる夜も自ら嵌めた足かせが重たく感じる そんな日もあの笑顔を思い出すだけでどんな山をも越えて行ける何より確かな原動力にな
2021年11月3日 11:08
悠然と佇むあの人の船は琥珀の窓の向こう時折、珊瑚の城へ遊びに来ては生温い感覚だけを残して帰っていくあの人は、知らない私には思いを伝える術がないことこの足が刃物を踏むように痛むことその胸を刺さなければ二度と自由に泳げないこと『あなたは、 お城へ帰る人。 もう、此処へ来ては いけないわ。』一念天に通じず私はガニアの海へと還りますナイフを捨て飛び込