詩/短歌/絵 を投稿しています✏️

詩/短歌/絵 を投稿しています✏️

マガジン

  • tanka

    短歌。 詠むたびに自分を少しだけ好きになれる 尊いもの。

  • poetry

    長文、一行詩、 Twitterに投稿した詩、駄作。ぜんぶ。

  • 日記

    日々の出来事。つぶやき。

  • お絵描き帳

    スケッチブック、ノート、キャンバス などなど 中身をちまちま公開

最近の記事

短歌「笑いたい鳥」

    • 最後の無言劇

      察してくれって阿呆が通る コインを投げてくださいな 酷く痛むつま先に それでも君が笑うなら おどけよ跳ねよ捧げよう 保てなかったニュートラル 麻酔が切れてしまったよ 「ごめんね」と 「ありがとう」 叫びは届いていたでしょう 泣いた道化師 神無月の夜に 演じ続ける誓いを立てて さようならです阿保が通る どうか笑ってくださいな

      • 脱皮

        私は葡萄の一粒です 抗って 皮を剥いて 飛び出そうとしております 剥き出しは 痛いでしょうか 恥ずべきでしょうか それも一興 尽きるわけじゃあるまいし 角張った建築物を抜け 柔らかい土を踏みしめる 足は汚れ それを笑って 夜から朝へ また私を形成してゆくのです

        • 季節を跨ぐ者

          花火の音にかき消された勇気 鼻緒に滲んだ血が 「帰ろう」と言った この日のために選んだ紅が 「帰れない」と言った 金魚の行方が 気になって仕方がない 宙ぶらりんの手は 二人の距離を測るための 物差しであった 夏が去く 提出先のない 宿題を残したまま

        短歌「笑いたい鳥」

        マガジン

        • tanka
          40本
        • poetry
          99本
        • 日記
          53本
        • お絵描き帳
          8本

        記事

          ソーダ心中

          ビー玉を愛でる君は水彩画 時を分かたず 眺めていたかった カランコロン 下駄が鳴るたび 鼓動が速くなる あゝ 見ないのに 君は決して 此方を見ないのに この思いは 炭酸の泡と共に いつしか 気化していくのだろう 飲み干せぬまま 気づかれぬまま

          ソーダ心中

          夕暮れ時のシンデレラ城をパシャリ エモい、、、(*´ㅈ`*)

          夕暮れ時のシンデレラ城をパシャリ エモい、、、(*´ㅈ`*)

          つけめん うまうま ŧ‹"ŧ‹"(*´༥` *)ŧ‹"ŧ‹"

          つけめん うまうま ŧ‹"ŧ‹"(*´༥` *)ŧ‹"ŧ‹"

          帰する所

          文月に暴れだす雨が 安堵と焦燥を連れてくる 眼玉の色は正しいか 唇は隠したままか 胃袋に流れ込んだ言葉は 消化できているか 錯乱の頭部を切り離し 触れずとも君の手を取る 傍らにある命が 支点であり力点だ 無から感情を捻り出そう これは義務ではない 生き甲斐なのだ

          帰する所

          久々に実家へ行ったら オニヤンマがぶら下がってた 今どきの虫除けってこんなのあるんですねぇ すんごいリアルなんだがw

          久々に実家へ行ったら オニヤンマがぶら下がってた 今どきの虫除けってこんなのあるんですねぇ すんごいリアルなんだがw

          詩を書くとき いつもは最後にタイトルを決めるのだが なぜか今回タイトルだけが先に浮かんでしまい中身を書けずにおる、、ってか暑さのせいで思考が停止している、、、既に秋が恋しひ、、

          詩を書くとき いつもは最後にタイトルを決めるのだが なぜか今回タイトルだけが先に浮かんでしまい中身を書けずにおる、、ってか暑さのせいで思考が停止している、、、既に秋が恋しひ、、

          短歌(62〜64)

          短歌(62〜64)

          今更ながら「文豪ストレイドッグス」にハマっている 毎日3、4話ずつくらい観てる 新キャラの名前が出るたびに大騒ぎしている 芥川龍之介、、、はわわ… 宮沢賢治、、、かわよ⭐︎ 森鴎外、、、ほぅ… 中原中也、、、 キタ━━━(♥д♥)━━━ !!!!! ちな、これは太宰

          今更ながら「文豪ストレイドッグス」にハマっている 毎日3、4話ずつくらい観てる 新キャラの名前が出るたびに大騒ぎしている 芥川龍之介、、、はわわ… 宮沢賢治、、、かわよ⭐︎ 森鴎外、、、ほぅ… 中原中也、、、 キタ━━━(♥д♥)━━━ !!!!! ちな、これは太宰

          中弛みロープレ

          視界が狭窄していく 無になる 白んでいく こうして呆けている間にも 細胞は酸化する一方で 膝に落ちた液体が 奥底の焦りを知らしめた 心の中 断捨離している途中だろ 言い聞かせて旗を立てる 倒れてはまた旗を立てる 決して戻ることのない セーブポイントだ

          中弛みロープレ

          痛覚放棄

          アスファルトに へばり付いてる花びらが 恋しい恋しい 泣くようで 剥がして欲しい あなたの手で  どうぞ土へと還して欲しい 次の生があるのなら 一切の記憶を持たずに あなたの幸せを手放しで 祝福できる花になりたい 風に揺れ微笑むような モノクロの視界を彩るような

          痛覚放棄

          薄弱につき

          心の臓に 生えていたのは 弱々しい 産毛でした 守れなかった なぁんにも 夜なべして 縫うのです 裂傷がとても痛むので チクチク チクチク 縫うのです 継ぎはぎだらけの心臓を 抱えて今日も進みます 右手に時間 左手には友を持ち まだまだ、だね と聞こえる声に 負けない、負けない と呟きながら

          薄弱につき

          野良猫へ還るとき

          浮遊する 薬指の優しさ 犬歯の愛らしさ 足りなかったのは 時間だけだったか 知らないことは幸せか 識ることは未来か 放たれたゲージが 狭かったのだ 二人で得る悦びと 開きっぱなしの扉 温度差に眩暈がしていた 利口ではないが 愚かな儘でもいられず 心に挿入されたのは 悲しい自由もあるということ 施錠をし 鍵は捨てよう さあ忘却の宴だ

          野良猫へ還るとき