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意識低い系大学生の思う「軸のある人間」とは

最近の悩みの1つに自分の中に軸がないため今現在をただ彷徨って生きているのではないか?という不安がある。といっても「軸とは何か?」を聞かれてもはっきりした答えはない。軸の定義は人それぞれ。

Wikiには

(機械)回転するものの回転の中心の役を果たす部品。 →軸 (機械要素)

と書かれている。これを人間に当てはめると自分が行動し動き回る中でそれぞれの行動に共通している要素といったところか。

まあこの辺について記事を書きながら考えてみる。

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はじまり

そもそもなぜこんなことを考えはじめたか。それは大学2年の時に遡る。私は当時何か大きなことをなさなければクソみたいな人生になってしまうという考えに毒されて意識高いことを必死にやろうとしては挫折してを繰り返していた。

プログラミング、統計学、ブログ、インターン。いろいろ自分なりには挑戦した。しかし三日で飽きるを繰り返した。

そんな中自分の意識高い系に憧れる時代に終止符を打つ出来事が起きた。それはインターン期間中に友人と飲んでいた時の話だ。彼は東大の某就活団体のメンターを経験した人で人間分析の達人だ。彼と話す中で自己分析の重要性にきづいたのだ。

自己分析を始めようとした。その瞬間、自分は絶望した

今までの自分はなんだったのか?なにも考えずに生きてきたみたいじゃないか。

死にたくなったし精神が疲弊した。

そのようにして時間が経ちコロナ自粛期間で家に篭る日々が続いた。よく考えたらこんな精神状態で2ヶ月一人暮らしの家に篭るのはなかなかやばいなw

だけどその期間でバイトや学校、部活もなく一切責任を追わない生活をしゆっくりできたのはいい方に働いた。と今は思っている。
この自粛期間に色々考えた。(あとAPEXというゲームをやり込んだ。)
そして軸のある人間とは何かを考えはじめた。

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最初に取り組んだこと

今まで自分が出会ってきた人の中で軸のある人はどんな人か思い出してみた。

そこで感じたのはまず「自分より年配の大人」は軸があるように感じた。
バイトの店長は脱サラから自営業(居酒屋)を始めて、小さいながらも固定ファンがつき多くの人に愛される店を経営している。
インターンを紹介された時のイベントを主催したNPO(かなり有名)を始めた人は脱サラから起業している。

しかしそういった人は大人の中でも一部だなと感じた。これでは成功者しか軸がないような考え方になる。それは違う。ただの社畜だっているわけだし。

では「何かを頑張っている人」ならどうであろうか?
最もわかりやすいのはアスリート。ケイスケホンダやインテル長友なんか。
親だって家族を支えるために必死に働いている。
部活の仲間だって頑張っている。学部の友人だって公務員を目指すために頑張っている人もいる。

でもアスリートは成功者というバイアスがかかっているように思う。部活の人だって少し才能があるだけだったり、そのスポーツに関するPDCAが無意識に回せてるだけだったりして軸のある人として定義し難い。
私は頑張ることが軸になるという考え自体認めたくない。めんどくさいし。

では「苦労した人」はどうであろうか?
ここでいう苦労とは例えば片親のもとで育ったとか、難病があるとか、ブラック企業でしごかれまくったとか色々だ。
自分の周りには意外と片親のもとで育った友人が多い。私から見てそういった人はポテンシャルのある人が多い。例えば人間観察眼がありすぎる人、好きなことに没頭できそれで食っていこうとする人、0to1のお金儲けができる人。
社会人でもしごかれた人はやはり他の社会人と違う。彼らはがんばりきった自負があるからか将来より今を見て人生たのしそうだ。
こういった人たちはおそらく苦労しているときに周りと自分の環境の違いを目の当たりにしてきたはずだ。
彼らは周りとの違い気付いてるから周りに流されず生きていけるし、私から見て軸があるように見えるのかもしれない。
しかし私自身は苦労した人間ではないためまだ自分の軸は見えてこない。

最後に

こんなに書いてきたのになんだが軸のある人間とは何かの答えはまだ見つかっていない。相変わらず人生に彷徨っていて不安だ。
だが1つ答えに近づきそうな本に出会った。メンタリストのダイゴの「後悔しない選択術」という本だ。

本の内容自体は「ふーん、面白いねー」くらいだけど意思決定の重要性に気づかされた。(意思決定フレームワークの紹介がされていた。)

意思決定は必ず自分の思考を介して行われるものであるからここを吟味すれば自分の思考を理解でき、自分の今までしてきた行動の共通点が見えるかもしれない。



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