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#12 聞け!

どうも、おもさんです。

前回の記事で、「頭の上がらない人います?」というテーマで少しだけ言及した。

自身にとって頭の上がらない人というのは、自身にとって都合の悪い助言をしてくる人だと書いた。そして、都合の悪い助言というのは、聞く側の資質やタイミングが影響し、また誰にそれを言われるのか、という壁を乗り越えなければなかなか聞き入れることは出来ない。

聞き入れるという言葉は、ある意味上から目線だ。そう思ったときは、自分の立ち位置等を見直せばいい。吾輩はクソである。それでいいではないか。

「聞き入れる」という状況の背景として、誰に言われるのか、がある。
この誰にの背景は大まかに言えば相手の「実績」だ。
そして、もう一点が「ベクトルの合致」だ。

前者の「実績」は非常に分かりやすい。
自身が取り組んでいる就労支援事業も、私はそもそも医療・介護畑から出てきているから、制度等含めてまるで分からないところからのスタートだった。となると、先駆者に教えを乞う方が絶対に早い。
その時に「誰から学ぶか?」、「どこで学ぶか?」という命題が出てきたときに簡単な判断材料としては実績だろう。

療法士時代も同じだ。「のべ○万人の患者数から導き出された最適な治療法」や「〇〇年の臨床経験に裏付けられた」とか、そういう言葉は実際がどうであれ、なんとなくすごいと感じる。
そして、大衆心理というのはそんなものだ、ということも知る必要がある。
要は「実績」として提示されているそれの中身はまるで分からないが、なんとなく自分とは違ってすごいのだろう、と思ってしまいがちなのだ。

あと、もう一点。
「ベクトルの合致」
まず、前提として相手は「私」に話をしてくれているのかどうかだ。
そして、その「私」が向かう先に対して、助言をくれているかどうか。
ただし、その助言は「いつ役に立つか」は分からない。
なぜなら、その助言を理解するには、自身にも経験と時間が必要であり、即時性のある助言というのは、「解決したように思わせるカンフル剤」に過ぎないからである。
成長する、ということを主軸に置いたときに、相手の課題を先回りして、言葉によって解消すべきではないのだ。
もちろん、それは自身においても同じだ。
だいたい課題にぶつかった時に、早くに解答が欲しくなる。

解答らしきものを得るとスッキリ感がある。
そのスッキリ感によって、行動に拍車がかかるか、あるいは行動をやめていないか。

自分を振り返ってみてほしい。
後者なのであれば、あなたは優秀な金づるだ。
答えを自身の時間と労力を使って得るのではなく、よく分かりもしない「実績」を信じて喜んでお金を払い、何かを得た気になるのだから。

ただそんなことで経済は回る。
本来的には価値提供に対する対価としてお金は支払われるのだろうが、そもそも自身にとっての「価値」というものが明確に言及されることがなく、なんとなく商品やサービスが「消費」されている。

だから何?という話かも知れないが、だから何?と面倒臭くツッコミ続けることが、自身のオリジナリティを出していくことになる。
そこにあるのは正誤ではない。
人生に対するスタンスの違いだけである。

人生に対するスタンスも学生としても全て間違っていた時代

このテーマもうちょっと書き加えていきます。

今日はこの辺で途中下車したいと思います。
それでは、また!


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