任天堂株価下がったけど、仕方ないよね。と思う件。(昨日はどの銘柄も上がったけど)^_^
先週から日経平均株価は大きく上下し、ほとんどの銘柄が月曜日に大きく下げた株価を翌日火曜日に取り戻す動きを見せた。任天堂の株価も同じような動きだったが、その前段階、四半期決算報告からすでに任天堂は株価を下げていた。
任天堂の2024年4月から6月期の決算は、前年ヒットしたマリオ映画やゼルダの伝説新作(ティアーズオブキングダム)ソフト販売の反動から営業利益は前年同期比71%減の545億円と市場予測を大きく下回った。
発表によると4から6月期の家庭用ゲーム機「switch」ハードは前年同月46%減の210万台で、ソフトウエアも41%減の3064万本にとどまった。今期のswitch販売目標(本体1350万台、ソフト1億6500万台)や営業利益4000億円の見通しは据え置いた。
4から6月期の売上高も47%減の2466億円と市場予想(3142億円)との乖離も大きく、円安や研究開発費の増加により利益をさらに押し下げている。
と言うわけで、任天堂の株価も下がっていたのだが、そもそも同年前期はゼルダの伝説ティアキンやマリオ映画のヒットで営業利益同期間過去最高を更新していたのだから、下がって当たり前と思う。市場予想が甘すぎるだけだ。
それに、すでに「次世代ハード」の発売も時期は未定ながらも発表しているため、それまでは買い控えするユーザーも多数いるであろうと推察される中、現在のハード機種販売を維持していくのは至難の業だろう。
それでも一定数のハード販売を維持していたり、ペーパーマリオRPGやルイージマンション2HDなど、販売が好調なソフトを継続的に出しているのだから、その底力には驚嘆せざるを得ない。
私がよく遊んでいる「スプラトゥーン3」も、当初予定していたゲーム内容のアップデート期間(2年)が終了し、もう次のシーズン(3か月ごと環境が変わる)には新しいアップデートはないだろうと言われている。新ハードで販売する「スプラトゥーン4」の準備に入るからだと多くのユーザーが思っているからだ。
据え置きゲーム機はどうしても世代交代が理由で売り上げが上下する時期がある。今回のswitch次世代機も当てはまるのだと思うが、そもそも一つのハードで8年以上経過しているモノがまだ売れ続けているほうのが珍しいのだ。だから、かえって「switch以上のものが出せるのか」といったリスクが言われるわけである。普段switchソフトで遊んでいる大人ならわかるであろう、コロナ禍といった特殊要因を経て、switchは「子供が遊ぶゲーム機」から「家族や友人と遊ぶ一つの選択肢」としてステージが変わったのだと個人的には思っている。
高性能なPCを使用して遊ぶ「VALORANT」や「Apex」、高画質で映画のような没入感を体感できる「プレーステーション」とも違う。スマホで手軽にダウンロードでき、つまらなかったり飽きたりすればいつでも辞められる一人用の「スマホゲーム」とも違う。
いわばそれらよりも「ボードゲーム」や「カードゲーム」に近い中間の位置づけとして圧倒的な存在がswitchだと思う。その立ち位置さえ任天堂が外さないのであれば、次世代ハードへのバトンタッチのリスクなどわずかなものと言えるのではないだろうか。
おそらく任天堂の社員さんなんて、日本最高の頭脳とウイットにあふれた高いセンスの持ち主のはずである。スプラトゥーンの開発者さんを「イカ研究員」と呼んだりするのだが、「イカ研」の武器のネーミングセンスやギアと呼ばれる服のセンスなど、ただただ頭がいいだけではないことをプンプンと匂わせる。
そして任天堂の今年の採用キャッチフレーズは「娯楽の世界で、これからも変わらず、変わり続ける」である。
このコピーに任天堂の企業としての信念が現れているとは言えないだろう。そしておそらく社員さんの多くが、このコピーを実践すべく努力されている事だろう。
会社の理念や方向性をしっかり実践できる社員がいる会社は強いと私は思っている。ディズニー(オリエンタルランド)が強いと思うのと同じ理由だ。
と言うわけで、任天堂の株、株価が下がっているときに購入ご検討されてはいかが、と思うのですが、どうでしょうか?
(昨日はアホみたいに上がってましたけど)
昨日は爆発的な上昇を見せた日本の株式市場ですが、このまま落ち着いて上昇基調に入るほど相場は甘くないハズです。
どうなりますかね。
今日はここまで。
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