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「プッチンプリン」が夏に帰ってくる。件。

江崎グリコは7月19日、物流などを管理する基幹システムの障害で4月から出荷を停止していた冷蔵品の内「プッチンプリン」と「カフェオーレ」の出荷を8月から再開すると発表した。約4か月ぶりに店頭に並ぶことになる。

160グラム入りの「Bigプッチンプリン」は13日以降、3個パックは27日にそれぞれ再開する。「カフェオーレ」は180ミリリットル入りなど3品目の出荷を6日以降再開する。

システム障害は4月に発生し、ほぼすべての冷蔵品が出荷停止となっていた。6月以降に順次再開しており、今回のプッチンプリンなどを含めると46品目の出荷が再開する。

しかしながら、そんな長い間プッチンプリンが店頭になかったとは気が付かなかった。
元々は物流の基幹システム切り替えプロジェクトの影響で障害が発生したのだが、このプロジェクトを取り扱ったのはデロイトトーマツコンサルティングと言われている。阿崎グリコからすれば、DX推進のために実施したシステム切り替えが、逆に大きく足を引っ張った結果となった。今回のシステム変更はこれまで生産・営業・会計など部門ごとに分かれていたものをまとめるといった、難易度の高いものだったようだ。しかしいくら難易度が高いとは言え、受注先に損害を与えるのは論外である。

実際どれくらいの損額が出たのだろうか?江崎グリコは当初その試算を売上高200億円、利益60億円の減少としていたが、4ヶ月も経ってから主力商品がやっと復帰なら、もっと大きな損害になっている気がする。
まあ会社も大きな損害だけど「プッチンプリン」好きの方もずいぶん長い間我慢をさせられただろう。大きな損害だ。

しかし、今は「システム」がおかしくなると、会社が吹っ飛ぶくらいの影響があるんだと実感した。4月に江崎グリコがシステム障害という記事は読んで知っていたが、その後今まで影響が続いているのを気が付かなかった。

主力商品が何か月も出荷できないって、経営者目線で考えたら、無茶苦茶恐ろしいよね・・・。

つい先日もMicrosoftで世界的な障害が発生したしね、、、。

経営者の皆さん、DX推進には十分に注意して実施くださいませ。

今日はここまで。

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