ふみ

2児の母。

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最近の記事

朝のやる気、仕事中のやる気は帰った瞬間どこへ消えていくのか

おはようございます。 相変わらず運動はやっていないに等しいです。 そして色々理由をつけてアイスなどを食べています。 明確な目標があるけれど、たぶん自分の中でそれに追い詰められてないんだろうなと思う。 追い詰めてもやれるとは限らないけれど、朝沸き起こるやる気や仕事中の帰ったらあれしようこれしようという気持ちはいつも炭酸ソーダの泡のように消えてなくなってしまう。 これに名前ってある?

    • ネガティブ自己肯定感底辺ダイエッターが誕生するとかしないとか

      私は34年生きてきて一度もお腹がぺったんこ、二の腕が細いとなったことがない。 18、9歳の頃が一番痩せていたと思うが、その時でもお腹と二の腕だけはちょっとお肉がついていた。 私の身長は小学5年生頃から変わらず156㎝、現時点での体重は62kgほど。これでも以前よりは少し痩せた。ちなみに最高体重は72kgで、これは中学3年生の頃、受験が早く終わり引きこもりに引きこもりを重ねた結果だった。その後高校が高台にありそこまでの坂道の登り降りと剣道部に入ったことでみるみる50kg台まで落

      • 財布を拾う率と人身事故に遭遇する率が高い人間 2

        「ただいま、○○線××駅構内にて発生いたしました人身事故の影響により、運転を見合わせております。お急ぎのお客様にはご迷惑を―――」 電光掲示板に延々と流れ続ける案内文、響き渡る淡々としたアナウンス、情報を拾おうとスマホを確認し、駅員に話しかけ、誰かに連絡を入れる人々。 私はよく、人身事故、線路上の安全確認などで足止めを喰らう。乗っている最中に遭遇することもあれば、駅に着いた際にはすでに人だかりができ始め、嫌な予感を抱きつつ案内板を見に行くと遅延、運転見合わせの案内が出ている。

        • 財布を拾う率と人身事故に遭遇する率が高い人間

          私は財布をよく拾う。 それも、金、キャッシュカード、身分証明書、クレジットカードがしっかり入っている財布を。 拾う場所は公園であったり道端であったり様々だけれど、とにかくよく拾う。 人間なので一瞬も心が揺らがないと言えば大嘘になるが、それは今のところ私の中だけの問題であり、財布は速やかに交番へと届ける。 小さな交番は大抵無人である。私は引戸を開け、受付の白い台の上に置かれた固定電話の受話器に手を伸ばす。警察署に繋がると、いくつか質問を受ける。近くの交番から向かわせるのでお時間

        朝のやる気、仕事中のやる気は帰った瞬間どこへ消えていくのか

        • ネガティブ自己肯定感底辺ダイエッターが誕生するとかしないとか

        • 財布を拾う率と人身事故に遭遇する率が高い人間 2

        • 財布を拾う率と人身事故に遭遇する率が高い人間

          無題

          小説を読むことが好きだ。 書店や図書館に行けばわくわくして一日中でも過ごしていられた。本の中に引き込まれ寝食を忘れるほどに。 小説を書くことも好きだ。 暇さえあれば文字を紡ぎ創作に没頭した。湧き水のように様々な物語を想像した。 本だけではない。絵を描くことも、ドラマを観ることも、映画を観ることも、アクセサリーを作ることも、好きだと思ったことはのめり込めた。 しかし、私の中の泉は枯れてしまった。 何をやり始めるにもまず「なぜ」「何のために」「誰のために」が浮かび躊躇する。 私は

          ぎりぎりで生きて

          表面張力の様だ、と思う。 家族も、生活も、そして自分自身も、どこかでバランスを崩したその瞬間に全てが流れ出てしまいそうなぎりぎりで生きている。 私は、家族のことを無条件で愛している。周りの人に、必要のない害は加えないし関わらない。年齢は重ねているけれど有り難いことに病気も怪我もなく過ごせている。 どこかひとつでも欠けてしまったら、溢れて止まらない押し潰されて何もかもがぐちゃぐちゃになってしまうと思うと恐ろしい。 バランスをとることは簡単なようで難しい。

          ぎりぎりで生きて

          今日はフルーツサンドを食べよう

          今日は絶対にフルーツサンドを食べよう。 そう心に決めて家を出て、電車に乗り込む。 パン屋さんのものでも、コンビニのものでもなんでもいい。とにかく食べる。フルーツの種類や生クリームの具合なんかを想像していないと正気ではいられない。 昨日、私は家出をした。 一緒に家にいてと泣く次男の小さな手を握り、家から徒歩20分ほどの公園まで泣きながら歩く。 私も、次男も、ぽつりぽつりとお互いの嫌だったこと、悲しかったことを話ながら聞きながら歩く。湿気を含んだ夜はひんやりと秋の風を纏っている。

          今日はフルーツサンドを食べよう

          死なない程度に轢いてくれ

          誰か、死なない程度に轢いてくれ。 走る車や自転車を見てはそう考える。 迷惑なのは分かってる。何を言ってるんだと怒られるかもしれない。 死ぬのは怖い。痛いのも嫌い。だけどもう逃げたしたい。 どこから逃げるの。幸せでしょう?愛する家族もいる、住むところもある、食べるものもある。 家族を愛している。会えなくなるなんてあり得ない、考えるだけで恐ろしくて震えが止まらなくなり眠れなくなる。 それでも、もし何かあるなら、私にして。家族じゃなくて、私だけにして。 空を見上げて、涙を飲み込む。

          死なない程度に轢いてくれ

          母親失格

          「俺、ママのことダサいと思ってるから」 炎天下、汗を流し張り付いてくる横髪を払い除けながら歩く私は、同じく隣で汗を光らせ顔を真っ赤にしながら歩く長男の言葉に、頭を鈍器で殴られたような、突然激しい目眩が襲ってきたような、内蔵を直に握り潰されたような衝撃を受けた。 「だって、好きなこと仕事に出来てないし」 ダサい。 仕事を理由に言われたその言葉は、しかし、私の母親になってからの約12年間全てが否定されたと思うには十分すぎるほど強い力を持っていた。 ーー私の人生は、ダサいのか。 次

          本を読むこと、音楽を聴くこと、物語や自分の思いを書くこと。 あんなに好きだったのに、体が勝手に動き出すように行っていた行為に、いつしか「やりたくない」という気持ちが芽生えるようになった。 純粋に自分のために楽しむことができなくなった。 心の底から「やりたい」と思えることは何だろう

          本を読むこと、音楽を聴くこと、物語や自分の思いを書くこと。 あんなに好きだったのに、体が勝手に動き出すように行っていた行為に、いつしか「やりたくない」という気持ちが芽生えるようになった。 純粋に自分のために楽しむことができなくなった。 心の底から「やりたい」と思えることは何だろう