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【iPhoneでラクをする】体重や体脂肪率をSiriに入力させると捗る。

先日ご報告の通り、スマホをAndroidからiPhoneに乗り換えまして、せっかくなんで真正面からiOSと向き合っております。

そんな中、OSワイドで動作する、アプリを跨いだ条件ベースのマクロが組める「ショートカット」という機能が面白いなぁ、と思っておりまして。

こういうマクロというかバッチ処理的なものって、IFTTTなんかも有名ですし、Samsung GalaxyスマホだったらBixby Routinesというものもあります。Googleアシスタントにもルーティン機能はありますね。
私もAndroidを使っているときはいずれも試したり使ったりしてたんですが、どれもなんというか、対応アプリの幅が狭かったり融通が効かなかったりで、結局やりたいことができない局面が多かったんですよね。

一方、iOSのショートカットは(この名前自体はどうかと思いますが)
・比較的柔軟な条件設定・条件分岐ができたり
・システム設定での項目がぼちぼちあったり
・アプリ毎に細かな対応を指定することができたりして
「お、もしかしてやりたいことができるんじゃね??」って思えてくるんですよね。

ということで、早速愛用しているショートカットをご紹介。
万人受けするというより私の環境に合わせた設定ができているという点を見ていただければ幸い。
まずは、動いているところを。

これ、「体重を記録」というショートカットでして、その名の通り

「Hey, Siri 体重を記録して」

と言うと体重と体脂肪率をSiriが私の代わりに記録してくれるというシロモノです。
利用シーンとしては、お風呂に入る前に体重計で測定した内容をそのまま声だけで記録するものなんですが、その際お風呂でBGMを流すようにBluetoothアダプタを掴んでいるのを一旦解除し、登録完了後に再接続すると言う手順を足しております。

最初に再生出力先をiPhone(のスピーカー)に切り替えることにより、この後のSiriの声がお風呂の中に響きわたるのを回避しております。
そしてまずSiriは「体重は?」と聞いてくるので体重を答えるのですが、この時になんらかのエラーでNULL値がいってしまった場合は処理を終了するIF文を設定しています。

で、私が音声で伝えた体重を一旦復唱させた上で、iOS標準のヘルスケアアプリの体重項目として追加させております。

同様に体脂肪率も設定します。
一度のプロセスで体重と体脂肪率を登録できるのはいいですよねー。

体脂肪率もヘルスケアに登録したら「記録しました」と音声フィードバックさせ、一連のプロセスが完了したことを耳でわかるようにしています。
そして最後に、お風呂でのBGMを流せるように改めてBluetoothデバイス(ここではA60というアダプター)へ再生出力先を戻して終了です。

さて、この一連の作業はショートカットに下記機能があるので実現できております。

・音声の再生出力先を切り替える
・入力項目に対する条件分岐を設定できる
・特定のアプリの特定の項目を指定して入力できる
・音声での入力を可能にしている
・任意の音声を発声させることができる

そして、これらに加え、

・自然なコマンドでHey Siriを発動できる

というのが非常に使いやすいんですよね。

なんというか、自分の発想や工夫で日々の生活がより便利になるっていうのを体感できるのは、こういうインテリジェントなデバイスを使う真骨頂だよなぁ・・・とiPhone片手に悦に入る私なのです。


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