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採用活動にスピードはどこまで寄与するのか?(データ付き)

「採用を成功させるには◯◯が重要だ!」

◯◯に該当するものは複数あると思います。
採用広報だったり、面接の質だったり、提示条件だったり。

ここで意外と見落とされがちなものが「スピード」です。
業務スピードを上げる工夫をする企業、クライアントへの即レスを心掛けている企業に比べて、採用のスピードを意識している企業はまだまだ少ない印象です。

採用のスピードとは
・「候補者からの応募」〜「担当者によるレス」の時間
・「書類審査」〜「面接の日程調整」の時間
・「1次面接」〜「2次面接」の時間

などなど、様々なタッチポイントで測ることができます。

実際に選考スピードを早めた結果、採用が上手くいった記事なども公開されています。

書類選考だけでも、人材紹介会社から紹介をいただいてから、内容を確認してデータを社内のサーバーに保管し、現場の面接官に書類選考を依頼するのに2~3日かかっており、面接官から評価の内容がもどってくるまでにまた2~3日。このようにして、人材紹介会社へ書類選考の結果をお伝えするのに1週間はかかってしまう状態でした。

今は即日返答できているので、人材紹介会社の担当者の方からも「御社の選考結果は非常に早く出るので助かります」などと言ってもらえています。

弊社も様々な企業さんの採用支援をしていますが、選考スピードを下記の表で見える化する場合があります。

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例えば、
・「候補者からの応募」〜「担当者によるレス」の時間が24時間を過ぎると、面接設定率が約30%落ちる
・「1次面接」〜「2次面接」の時間が7日を上回ると、選考辞退率が約25%上がる

といったデータがあります。(スピード以外が要因のケースも有)

せっかく興味いただいた候補者と会えなかったり、選考辞退されたりするのは悲しいですよね。

参考程度に、弊社が採用スピードを上げるために行なっていることを紹介します!
※とびっきり変わったことをしているわけではなく、一つひとつの積み重ねです。

1.日程調整の際、こちらから日程を提示する

「ご都合の良い日時を複数教えてください。」と候補者に空き日程を聞く担当者も多いかと思います。するとコミュニケーションのラリーが何度も続くケースも。企業側から面接日程を提示すると、コミュニケーションのラリーが1度で済みますし、日程もほぼ1発で決まります。

2.面接終盤に、次回の面接日程を決める

この人いいなと思ったら、面接中に日程調整しています。
心の中で「いいな」と思っていながらも、「また後日連絡しますね〜」と伝えてしまうのはもったいないです。その場でGoogleカレンダーや手帳を出してもらい、次回の日程を決めてしまいましょう。

3.柔軟に選考フローを変える

弊社は「1次選考(役員)」→「2次選考(メンバー)」→「最終選考(1日体験入社)」といった選考フローで行なっていますが、1次選考で好印象な候補者と出会った場合は、2次選考をカットして、いきなり最終選考に来てもらっています。候補者は他企業の選考も受けているケースが多いため、なるべく早く選考フローを進めることを意識しています。


自社の採用スピードに関して改善できないところはないか、ぜひ探してみてください!そして測ってみてください!

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HeaRは「青春の大人を増やす」をミッションに採用支援を行なっている会社です。
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の好循環を生み出すために、候補者体験(CX)の向上を助けるSaaSやコンサルティングサービスを展開しています。
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