見出し画像

秋=エモい 何故?

もう1か月もすれば、金木犀の香りが楽しめますね。

僕は金木犀の香りが、花の中で一番好きです。

家の周りに生えている金木犀の位置は大体把握しています。

常に金木犀に顔を埋めていたいとすら思います。

金木犀の香りは、ワクワクと切なさを連れてくる気がします。

(実はここまでのすべての行に「金木犀」のワードが入っています。)

人間の持つ五感のうち、嗅覚は一番強く記憶に残るそうです。

だから香り以外の色々なものを連れてきてくれる金木犀が

好きなのかもしれません。

はしゃぎ騒いだ夏が終わっていき、年末にかけて

色んなことに「今年最後の」という接頭語がついて、

年が明ければ皆で新年をお祝いする。

パタパタと移り変わることがたくさんあります。

そういった変化が楽しいのかもしれません。

そんな金木犀に象徴される季節。秋。

秋という季節は上記の楽しさに加えて、

何故かやたらと哀愁に満ちている気がします。

世間でそう言われてきたからなのか、自発的に思っているのか。

やたらとエモいです。

秋には運動会や修学旅行や文化祭や色んな行事があったからでしょうか。

それぞれの思い出を振り返ると、心がきゅうきゅうなります。

けれど別に、現在や未来の秋を思っても、

なんだかアンニュイな女性みたいに僕をソワソワさせます。

これは思うに、「活動可能時間の延長」に原因にあると思います。

涼しく過ごしやすい気候になり、様々なことが活発にできるようになります。

読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、etc、etc。

要は考え事をする時間が増えるからこそ、思い出を振り返ってしまったり、

物思いに耽る時間が強制的に出来てしまうのだと思います。

夏は暑くてそんなことできません。

クーラーのきいた部屋で冷やし中華などを食べて、

そのまま昼寝することにしか目を向けられません。

冬は年末に向けて忙しいのでそれどころではありません。

春は花粉症でもっとそれどころではありません。

唯一、体力的にも環境的にも余裕が生まれるのが秋です。

だから秋は行楽シーズンだし、運動会・文化祭シーズンなのでしょうか。

つらつらと意味のない文章を書いて勝手に一人で解決してしまいましたが、

タイトルに対する回答としては、

∵秋は体力的・環境的に余裕の生まれる季節

です。とっても暴論ですが。

皆様の秋のエモい思い出は何でしょうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?