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とりあえずやってみたら、何かが変わるかもしれない

今は会社員をやりながらライター兼ディレクターとして活動中。10年勤めた前の会社を辞めて、今の会社に入ったのが5年前。それとほぼ同時にライターを始めた。
前の会社を辞めてから次の会社の仕事が始まるまでに3ヶ月くらいあって、せっかく時間があるから何かやりたいと思っていたが、特に何もせずダラダラ過ごしていた。

一人で海外に行ってみようと思った

会社が始まってしまったらできなさそうなことを今やろうと思い、一人で海外に行こうと思いついた。けど、海外旅行の経験はない。それどころか飛行機に乗った経験も修学旅行以来ない。
とりあえず行き先を決めようと旅行サイトで検索。東アジア・東南アジアあたりが安くて行きやすそうなことを知る。その前にパスポートを作らないといけないことに気づき、とりあえず作る。
普段から国内旅行もほぼ興味がなかったこともあって、やはり海外一人旅は自分には難易度が高く、なかなか決心がつかない。そんな風に過ごしているうちに、いつの間にか会社が始まるまで残り1週間。これはやばい。
もう行くしかないと決心し、予約。一番近く、日本人も多そうな韓国に決めた。

初めての一人での飛行機。どうにか乗れた。確か3時間くらい。飛行機の窓から韓国の陸地が見えて、仁川空港の滑走路に着陸。自分の中で何かが変わったのはこの時。
昔からなんとなく自信がなかくて不安だった。就職した時・転勤した時、環境が変わることが嫌いだった。初対面の人に会うのが嫌だった。
でも今はもう全くなくなった。どうにかなると思えるし、自分でどうにかできると思える。実際どうにかしてきた。
何がきっかけで変わったかと言われれば、韓国に着いたあの瞬間と明確に答える。

他人からしたら全く大したことではないことは自分でもわかる。グローバルな時代の現代で、一番身近な海外の旅行先に行っただけ。わかっている。それでも自分にとってはその後の人生の大きすぎるきっかけだった。
その後の2年間くらいで台湾・タイ・シンガポール・マレーシア・ベトナムも行った。完全に一人旅にハマった。
そのおかげで旅系のライティングの仕事をもらえ、札幌の観光・グルメライターとして本格的に仕事をさせてもらうことができた。それがあったからディレクターとしての今がある。

世間の判断基準でなく、自分の判断基準でいい。とりあえずやってみたら、人生変わるかもしれないよ。という話。

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