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過ぎ去ったモノたちを思う

月日が経つのは早いもので、僕がnoteをはじめてから3年経ったらしい。
その頃の文章をさっと読み返してみたら、なんとも幼い。
当時の自分は、自分では大人になった気でいたけどまだまだ子供みたいだ。
数年後の自分がこの文章を読んだとしても、きっと同じことなのかもしれない。
妻はこんな僕とよく一緒にいてくれたと思うし、子供に対しても申し訳ない。
毎日、何かを考えるよりもまず経験をして、少しでも大人に近づけたらと思う。

季節や天気が目まぐるしく変わっていくのを、田舎に暮らしているととてもよく感じる。
暑かった日々は過ぎて、いつの間にか朝晩は暖房をつけたくなるほどに冷える。
あんなに晴れていた空が曇り始めて、風が吹いてきたかと思うと、途端に強烈な雨が降ってきたりする。
今まで当たり前に生きていた人が、突然に亡くなったりする。
世界もどんどん移り変わっていき、戦争が起こったりもした。

家族があり、健康でいられれば、他には何も必要ないように思う。
3年という月日は、まったく光陰矢の如しで宇宙の彼方へ消え去ってしまった、
今ここにあるのは「今」だけ。
過去のことはすべて忘れて、君と差し向い、今夜もまたグラスを傾けよう。
どうせ過ぎ去った熱狂は放射冷却で冷やされ、銀河系の肥やしになる。
棋士の藤井聡太が、史上初の8タイトル独占を成し遂げたらしい。

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