ずっと憧れていたこと

私は今ニューヨークにいます。長い間憧れていたことが、形になった?なってきた?感じです。どういうわけかわからないけど、私は海外に住みたかった。理由は多分、かっこいいから。あと海外の風景や自由度に憧れていたのかな。
憧れ始めたのは高校生くらいの頃で、きっかけは中学生くらいの時に姉が洋楽のCDを持っていたからだった。アヴリル・ラヴィーンの英語の心地よさに衝撃を覚えた。なので始まりはおそらく、英語の心地よさ。こんなに滑らかに話す言語が存在することに驚きを覚えて、それから映画を見るのが大好きになった。日本にはない文化や、風景は私を魅了した。

今私はそんな憧れの外国にいる。外国に住めることになったのだ。これってかなりすごいことなんだけど、私は正直ビビっている。
ずっと憧れていた事がやっと形になったのに、ビビっているんだ。それは期待に応えようとするからか?みんなにいい格好をしようと思っているからか。
大事なことってなんだろう。どうしても人のことを気にしてしまうのはどうしたらいいだろう。周りからどう思われているかが気になって仕方ない。

日本とアメリカは違いすぎると思う。あまりに違いすぎて今戸惑っている。英語と日本語が違いすぎるし、文化も違いすぎる。それでも私はアメリカにいて、明後日から働かなければならない。とにかく自信を持つ事。やればできると信じてやるしかない。って何かに書いてあった。プレッシャーのない挑戦なんてないのと同じだよな。どんな挑戦もプレッシャーなしの挑戦なんて存在しないし、絶対に成功するとわかっている挑戦なんて、なんの価値もないよな。

気持ちを整理するために必要だった。今日は文字が書きたかった。

成田を出発する時初めて泣いた。飛行機に乗るのに泣いたのは、前回NYから帰って来るとき。半年間の語学留学で私はNYから帰ってくるのが辛かった。でも今はNYに行くのが辛くて泣いていた。家族と離れるのが、こんなに寂しいことだったなんて、信じられない。飛行機の中で何度か泣いた。思い出すたびに、なぜ私はこの飛行機に乗ってしまったのだろう。墜落すればいいのに。こんな感情になったことがかつてあるだろうか、と考えたが、あったんだった。あれはスイミングスクールでの夏合宿の時と同じ感情だということに気付いた。
行きたくなかった。なぜわざわざ辛い思いをしに、私は泳がなければいけないのか。送迎される車の中で吐きそうな気持ちでいっぱいだった。
それに似ていた。私はビビっているのだ。それでもなんとかやってこれた。辛くて泣いたし、もう腕が上がらなかったけど、時間はそれでも止まらないから。時間ってすごくいろんな形があるから、面白い。あれから15年以上経っていて、私も大人になったはずなのに、なのにまた同じことが起ころうとしているなんて考えられない。
もはやこの出来事に何かしらの意味があると思う以外何もないなと。きっとその先に何かが待っていることを期待するしかない。

期待ってしないほうがいいっていうけど、こういう期待はしてもいいよね。恋愛における期待はしないに越した事ないけど、これに関しては別だなって思えたよ。
期待っていうか、やっぱり自分への期待だね。伸び代ってよくいうよね。

ニューヨーク到着早々の呟きでした。明日は職場へ行くので、そのこともちょっと書けたらいいな。

明日は今日より上手くやれるといいな。

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