「閃光のハサウェイ」見たんですわ

 こんばんわ。本日は6月11日金曜日、劇場映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(以下閃ハサ)の公開日です。ほんでもって見に行ってきました、初日だけあって満席でしたな、感染対策のことで一見ガラガラですが。

 今回のために映画化される部分をあらかじめ原作で予習しましたので、そことの違いも見つつレビューです。というわけで注目ポイント!

原作に忠実

今更ですが、今回公開された劇場版の内容は原作「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の上巻をそのまま映像化したものです。ただ一つあくまで映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の続きであることは誤解を招きやすいポイントなので覚えておいて欲しいですね。その上で、閃ハサは展開や登場人物の設定など、可能な限り原作に忠実な映画化を目指したことが伺える内容でした。

リアルすぎる戦闘描写

今作で最も注目すべき点、それは戦闘描写!今作は原作のストーリーを最大限活かす作りになっていますから、戦闘シーンももちろん夜間がほぼ全てなのです。夜間の戦闘ってガンダムというかロボットアニメじゃ珍しくて余程の理由がなければ挿入されないもんです。しかし今作は光の届きにくい上空、海上などの描写しにくい舞台でも戦闘をわかりやすく、メカをカッコ良く描写できているんです。

細かいキャラクターの動き

ガンダムといえばかっこいいメカと同じくらいにキャラクターの会話劇が重要な作品で、今作は特にメカの見せ場が少ないのでキャラクターの魅力が必要だと思っていました。その点でも今作は私の想像を超えていて、原作の著者富野由悠季の独特な言い回しさえキャラクターの動きの中に溶け込むほどに細かな仕草、表情に至るまで作り込まれていました。無理にあの独特な言い回しをはめ込もうとすると違和感があるだけですから、これはとにかく演出と作画の頑張りだと思います。

以上がとりあえずの注目すべき点!他にも音響やそもそもの設定部分、声優の演技など全てが「閃光のハサウェイ」を語るには必要な要素だと思います。次回作の制作もすでに決定しているようですので、またその時に書きたいと思います。

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