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【採用担当の方へ】潜在層採用を効率化する「ファン候補者リスト」を提供します!

タレントプールを個人で作れるPuulsのβ版を公開して3ヶ月。
現在登録数は1,500人を超え、検証できた仮説や学びがたくさんありました。

一方で、事業継続(資金調達)にあたり、当初より前倒ししてビジネスモデルの確立が必要となり、この2~3ヶ月はPuulsの技術をベースにした「企業向けプロダクト」の検証を最優先で進めてきました。
(結果Puulsの改善は最低限で進めていました)

検証は、ヒアリングやMVP、事前登録など、様々な方に協力いただきながら行ってきましたが、結論としては、今の方向性では難しいとの結論に至りました。(詳細はまたの機会に)

ただ他に何かできることはないか、このままクローズして後悔はないのかと考える中で、よりオープンかつ直接的に「お金を払ってでも欲しい人がどこまでいるか(いないのか)」を確認したく、このnoteを書いてます。

下記読んでいただいた上で、もし10万円払ってでも欲しいと思ってくださる企業人事、経営者の方がいれば、TwitterのDMにてご連絡いただければ幸いですm(質問などもお気軽に)


そもそも検証していた企業向けプロダクトとは?

一言でいうと、自社に興味のある候補者(=ファン候補者)を、SNSを解析して自動抽出する採用支援サービス。特徴は、転職サイトに登録していない「転職潜在層」へのアプローチを効率化できることです。

昨今、優秀な人ほど転職サイトに登録せずに繋がりやSNSで仕事が決まってしまったり、レッドオーシャンな転職市場に出る前にアプローチしたいといった、「転職潜在層」へのアプローチが注目されてます。

ただ潜在層アプローチは採用までの足が長く非効率という問題があります。候補者のリストアップに時間がかかったり、候補者のスキルや自社への興味、転職意向などがわからないからです。

そこでPuulsスカウトでは、SNSを解析して「自社に興味のある優秀層」を自動抽出することで解決できないかと考えました。

ここに目をつけた背景としては、「SNSで社員のメディア化が進んでいること」と「採用広報で自社の魅力を発信する企業が増えていること」の2つ。SNSで発信する社員や採用広報記事への反応を、SNS横断的に解析することで、「自社に興味のある可能性の高い候補者」を抽出できると考えました。

また、あわせてPuulsで提供している「発信情報から専門性をスコアリング」する技術と掛け合わせることで、スキルや興味領域のスクリーニングも簡単にできます。

興味のある企業からチャンスが降ってくることは、個人にとっても嬉しい体験。結果、「スカウト返信率や決定率も”既存のダイレクトリクルーティングサービスより”高くなるのではないか」という仮説を持ちました


今回提供する「ファン候補者リスト」とは

今回10万円での販売ニーズを確認したい「ファン候補者リスト」について、説明します。

本来のサービスは、継続的に候補者をレコメンドするSaasモデルを検討していましたが、今回は単発のリストとして提供します。
また、対象SNSも今回はTwitterに絞り、Twitterでオープンに提供されているデータを解析することで、ファン候補者リストを作成します。

具体的には、

(1)まず御社の社員や社長のTwitterアカウントを3つ程度選定
(ビジネス発信をしていてフォロワーや反応が多いアカウントを選ぶ)

(2)選定したアカウントのフォロワーをベースに、「ファン度」と「専門性スコア」の2つでスクリーニングしてリスト化

「ファン度」は、御社への興味の高さをファン度として、「A~D」の4段階でランク付けしたものです。(あえて簡易ロジックにしてます)

▼算出方法
・対象アカウントの投稿に対する、いいね!数をもとに算出
・いいね!は過去1年分(最大1000件)を対象としています。
・以下基準をもとにA~Dにランクづけ

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「専門性スコア」は、候補者の専門性を「9つの領域」に分けて解析したスコアです。

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▼算出方法
・Twitter/note/Qiitaでの発信内容を解析して算出
・普段ビジネス関連の投稿をしている約5万人の相対スコア
・3.0が平均、3.2以上が上位16%、3.4以上は上位2%

上位16%は、その領域である程度影響力のある人が抽出できています。Puulsでも精度に関する評価は高かったです。
精度に関して実感を得たい方は、Puulsの登録をしてみてください。


ファン候補者のリスト化は、以下のような形でExcelかスプレッドシートで行います。

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ファン度や専門性で絞り込みができたり、より詳しく知りたい人はSNSアカウントからTwitterやnote、Qiita(各SNSで公開連携されている方のみ)のURLが確認できます。


ファン候補者としてリスト化される候補者数の目安です。
選定したアカウントの質によりますが、4000フォロワーでもビジネス系発信が多い企業Aだと、272人の候補者を抽出できました。

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また、選定アカウントによって、エンジニアが多かったりマーケターが多かったりなど、抽出される候補者の専門性の偏りはかなり見られました。


最後に

以上、上記リストを10万円でも購入したいと思ってくれる企業人事の方、TwitterでDMをいただけますと幸いです。(DM=購入ではないので購入意思があればお願いします。質問もあればお気軽に)

ただし、事業継続の観点から、ニーズが一定数以上なかった場合は、リストのご提供自体ができない場合がありますので、その際はご連絡いたします

最後に、今回の取り組みや企業向けプロダクトは、以前このnoteで書いたPuulsとしてのミッション(個人の挑戦機会の最大化)を実現する手段としての取り組みです。
正直、事業としては崖っぷち。近々Puulsを終了させることになるかもしれません。ただ今回の取り組みで一つでも「Puulsがあったからチャンスを得られた」といった価値を提供できればと思います

読んでいただきありがとうございました!




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