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力で切り開く先に幸せはあるのか

こんばんは。ルートです。

今日も東京リベンジャーズからヒントを得て、

学びを共有したいと思います。


「大事なモン壊すしか能がねぇなら」
「オレがここで・・・壊してやる」


(7巻p169~170)


マイキーの感情が高ぶって、

「力には力を」モードになっちゃったシーンですね。



このシーンを見て、

「暴れてゲームを壊しちゃう子ども」と

「新しいゲームを買い与えてしまう親」が思い浮かびました。



今どきの子って、

ゲーム壊しちゃうらしいんですよね^^;

僕たちの世代も、いたんだろうか?



買ってもらったゲームは、

大事に大事に遊んでたけどなぁ。



不登校で、ゲームばかりやっていて、

ゲームでうまくいかなくて、いらいらして、

ゲーム機を破壊して。


でも結局ゲームやりたいから、

「新しいゲーム買いやがれ」と親御さんにすごんで、

新しい本体を買ってもらうらしいです。



(もう4台目のSw〇tchですよ、みたいな話も聞きます^^;)




それだけ、

本能的な攻撃衝動が抑えられない子が増えている、

壊れたら新しいものを買えば解決、と考えている子が増えている

ということだと思います。



本当なら、

壊してしまったならば、その事実と向き合って、

教育していく必要があるのですが、


暴れる子どもと向き合うのが面倒だから、

新しいのを与えれば済むでしょう、という考えでしょうか。



ゲームを壊すぐらいのことを子どもがしているのに、

ある意味無関心に新しいものを買い与えて、

お金で解決、というのは・・・


・・・わかります。本当に、

きっと親御さんも向き合う余裕がないくらい大変なんです。



マイキーの為に、マイキーが欲しいバイクを、

盗んできてプレゼントしよう、と考えた一虎は、

現代のそういった考えの象徴のように描かれている気がします。



「ちょっとすごんだら、親なんてビビっちまうし」

「欲しいものはいくらでも暴力で手に入れたらいいでしょ」

となってしまう子が、少しでも減ればいいなと思います。



もちろん、そうなってしまう彼らにも、

そういう家庭環境という、辛い背景もあるのでしょうけど。




例えば「ストローク」という考え方がありまして、

身体的ストロークと心理的ストロークがあります。

それぞれに肯定的、否定的があります。


やさしくさするのは、肯定的・身体的ストローク。

叩くのは、否定的・身体的ストローク。


微笑むのは、肯定的・心理的ストローク。

怒りをぶつけるのは、否定的・心理的ストローク

などです。



ほめる、励ます、うなづく、

挨拶する、相手の眼を見る、

相手の話をよく聴く、信頼する、任せるなど、


肯定的な心理的ストロークはいっぱいあります。



僕は不登校の子どもたちや、

サッカーを教えている子どもたちとかかわるときは、

肯定的ストロークを多く配れるようにしています。



いいことがあったらハイタッチ。

元気なさそうだったらそっと肩に手を置く。

目を合わせて、手を振る。👍サインをする。

「前よりもできるようになってきたね」とほめる。

手伝ってくれてありがとうと感謝する。



きっと、ぼくもたくさんしてもらってきたんだろうなぁ。

これからも、していきたいとおもいます。


いつか、一虎くんと出会うまで。


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