見出し画像

ロンドン、熱い夜、大いなる刺激

3泊4日で弾丸でロンドンに行ってきた。

半年ぶり2度目の渡英。前回も1泊2日とタイトだっためフランス滞在中、絶対にどこかのタイミングで行こうと決めていた。アートコーディネーターの三木茜さんと別件でやり取りしていた時に「6月末までロンドンにいるんですが来る予定ないですか?」と来たので、ユーロスター(新幹線みたいなやつ)をノリと勢いで予約。物価が恐ろしいことになっているので(1ポンド=200円)、フランスのワインとお弁当を持ち込み向かったのであーる。

テートモダンでオノヨーコ展、行ってみたかったレジデンシー施設、普段パリでは見ることができない質のギャラリーなど、そこで出会う人たち含め大きな刺激をもらった。

Delfina FoundationとGasworksに行けたのも嬉しかったですね。この2つはアーティストインレジデンスのOPEN CALLもやっていて、まあいわゆる名門レジデンシーです。知人の日本人作家も滞在していて、自分もいつかは…!と思っている場所。下見じゃないけど、現場を見ると想像できるようになるので、見るの大事やと思ってます。

Gasworksの方では今年のターナー賞ノミネートされたPio Abadの出版記念イベントやっていて、そこであいちトリエンナーレ2019に出展していた香港の作家や、前回のドクメンタ15(2年前観に行ったやつ)に参加していた作家がいたりと、しかも三木さんがどんどん紹介してくれて、こうやってあっという間に繋がるの、海外という感じで面白い。

ロンドン、パリのアートシーンと「なにか」が全然違う気がする。その「なにか」が上手く言語化できないけど、ロンドンがContemporary Artのハイレベルさ、「王道」を感じたのは間違いない。もし自分がここに住んでいたら、作品も、自分のキャリアもどうなっていくんだろう。そんな妄想が楽しかった。

何より、特に刺激を受けたのは同世代で、海外でサバイブしている作家仲間。

ここから先は

416字

どうしたらもっと本質的にこの世界を味わえるのか。 圧力やダルいことに従わずも反発もせずすり抜けられる…

全部読めるよプラン

¥980 / 月

もしよろしければサポートお願いします!制作/活動費として大切に使わせていただきます。