幸せを求め続ける人生は本当に幸せなのだろうか
いっそのこと、何が幸せかなんて考える思考回路を遮断してしまえば。
自分にとって何が幸せか、深く深く自問自答し続ける時間は、本当に幸せに向かっているのだろうか。
今持っているものを受け入れて、愛でることができればそれでいいじゃないか。
自分の抱えているものは不幸だと、
外から見た自分が幸せに映るのは虚構だと、
常に不幸せの芽を見つけては、自分の幸せはどこか別のところにあるはずだと、自分で自分を不安の渦に落とし込む。
わたしは今幸せ?
そんな疑問さえ抱かなければ、そこにズルズルと根を張った、成長し続ける不安なんてのも存在すらしないのに。
ほかの誰かと比べているわけじゃない。
自分と自分を比べているだけ。
考え続けたり、行動し続けたりの行く先は、求めていた「幸せ」が待っているはずなのに、結果、現状に満足できずに、何が幸せなのか、また思考を巡らせ始める。
結局必要なのは、今の自分の中に幸せを見つけ出すことなんだろう。
今が幸せじゃない気がして、また違うことを探すけど、今の自分を肯定することが一生できなければ、その違うことが幸せを運んできてくれる訳がない。
飽くなきわたしの幸せへの欲求よ、静まりたまえ。
今持っているものを全て否定するのをやめよ。
今を豊かにする鍵は、その一瞬を、自分自身で大事にして、輝かせることだから。
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