『+』マークの付いた蔵骨器についての備忘録
昨日博物館に行って見つけた蔵骨器について聞きに行きました。
今日は作業(作品や創作活動に関するコンセプト等を絞り込む作業)を終わらせた後、昨日博物館で出会った『+』マークの付いた壺について、学芸員の方や考古学者の方に意見を聞きたくて、過去の調査報告書(全国遺跡報告総覧へのリンクです)のコピーや、模様に関連するかもしれない本等の資料と、質問書をもって博物館に行ってきました…。
博物館で遺物に関する解説をお願いした所、宮崎県立博物館副館長の方に解説をして頂く事が出来ました。
その際、遺物の出土した地域の状況等について詳しく解り易い解説を行って頂いたのですが、『+』のマークについては詳しい事は判らないと言う事を教えて頂きました。
しかし、今日は偶々偶然、隣の県埋蔵文化財センター分館の当直の方が、県に二人在籍いらっしゃる焼き物研究で有名な専門家の一人だと言う事だと言う事を教えて頂きました。
早速御紹介して頂き、この『+』印について考古学者から見てどういう意味が有るのかを詳しく教えて頂くことが出来ました。
(いつもは、後日アポイントを取り時間を作って頂く事が多いので、今日は本当に良かったです!)
『+』マークについて、専門家の方の見解
挨拶を行った後、さっそく質問書を提出し見解を聞く事が出来ました!
(質問書を作って行った理由は、私は人と話していると話が脱線して聞きたい事を全て聞く事が出来ない事が多いので、その対策の為に今回は事前に用意していました)
この作品(室町時代の蔵骨器)についての質問と回答をまとめました。
まとめ
今日は様々な偶然が重なり、多くの専門家(研究者)の方々に直接意見を聞く事が出来ました。
自分一人で資料を調べているだけだと気が付かない事や、特定の意見や考えに偏りがちになるのですが、今日は実際に現役の現場で研究されいらっしゃる方々の意見を直接聞く事ができ、今日は凄く良い経験と知識を得る事が出来たと思います。
私の地元は今日はかなり熱かったのですが、もし熱さに負けて外出しなかったら接点を持つことが出来なかったかもしれない方々に出会う事が出来たので、今日博物館に行けた事はかなり良かったと思います。
今日は多くの職員の方々に、とても解り易い解説を丁寧に行って頂き、多くの貴重な知識を得る事が出来ました。
今回得る事た知識は、今後の作品製作に生かしていきたいと思います。
本日はお忙しい中お時間を頂き、深く感謝申し上げます。
2023/07/17/2100頃(?)~2318