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フルリモートでハッカソンを開催してわかったこと 【オンライン学生ハッカソン】

こんにちは!Rutenの倉岡です!

5月23,24日に第一回目となる「オンライン学生ハッカソン」を開催しました。

今回はイベントを通じて学んだ、リモートイベントの参考になるような情報を共有しようと思い、noteを書きます。

リモートでのイベントを検討されている方は是非参考にしてください!

開催したイベントはこちらです。


元々は今年の2月中旬に関西の学生を対象としてオフラインのハッカソンを行おうと考えていましたが、企画当初の時点でコロナウイルスの感染拡大が騒がれていたので、フルリモートで行うイベントに変更することにしました。

そしてそこから一度の延期もありましたが、先日ようやく2日間のオンラインハッカソンを無事に行うことができました!


目次
・はじめに
・今回のハッカソンについて
・事前に行ったこと
・全体的な感想
・さいごに


【はじめに】

まず、そんな話をしているRutenって何の会社?というところから簡単に自己紹介をすると。
僕たちは、分散型の社会を前提としてサテライトオフィス事業やアプリを作る会社です。

実際に行っているサービスについてはこちらをご確認ください。

僕たちはメンバーが関西と関東に別れて日頃からフルリモートで活動をしています。

なのでオンラインでのコミュニケーションには慣れていたので、オンラインのイベントでも自分たちならできるだろう!ということからオンラインハッカソンの開催を決断しました!

しかし、今回は初のリモートイベント。実はイベント自体も初めてということで、正直不安要素はたくさんありました。

終わってみると、途中何度もてんやわんやしていましたが、参加者と協賛していただいた企業様の協力のお陰でなんとか形になりました。本当にありがとうございました!


【今回のハッカソンについて】

では、今回のハッカソンの全体像についてご紹介します。

今回行ったのは2日間のオンラインイベント!
テーマは「リモートワーク時代に必要になるツールを開発せよ」と結構ふわっとした題でした。
なので、ICTツールやハードウェア、Zoomの拡張機能など、幅広く様々なプロダクトがありました!

実際に発表されたプロダクト紹介はこちら⬇︎

全体での集まりはZoomで行い、開発中などのコミュニケーションはSlack, Discordで行いました。

僕たちはイベントの構成を作りながら始めてしまったので、企画当初はSlack&Zoomで行おうと考えていましたが、途中何度も変更をして最終的にこのような形になりました。

ここでの反省点は、Slackを使わずにZoomとDiscordだけを使用するべきだったことです。

ちなみにビデオ通話を大人数で行う際は、Zoomで課金することをおすすめします!

僕たちは開催の3日前までGoogle Meetを使ってビデオ通話をしようと考えていましたが、リハーサル時に15名ほどでGoogle Meetを繋ぐと、急に動きが遅くなりました。(Wi-Fiとかも関係ありそうですが)

なので結局Zoomが最強だと思いました!バーチャル背景も使えるし、BGMも流せるのでとても使い勝手がいいです!

少しツールを整理すると、以下のようになりました。

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Zoom:全体会場 (プレゼンなど全体で集まる場所)
Discord:開発部屋 (開発時に各チームのボイスチャンネルに入って作業を行う)
Slack:当日までの連絡場所
Google slide
:当日の流れやツールの紹介をスライドで共有
handshake:これらのツールをまとめるWebアプリ (弊社のプロダクト;)

使用する媒体が増えれば増えるほどわかりにくくなるので、handshakeに助けられました。

handshake上に当日に使用するリンクをまとめることで、上記の図のような”バーチャル会場”ができるイメージをしていたのですが、参加者に伝わっていたかどうかは微妙です(笑)

当日のタイムスケジュールはこのようになっています。

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ZoomやDiscord、Slackなど2日間で行ったり来たりを繰り返していたので、とてもややこしかったと思います。

ですが参加募集の時点で、チームで参加してもらい開発もそれぞれ進めていいということにしていたので、当日の進行は意外とスムーズに行うことができました。

また、開催日の直前に各チームの代表者とビデオ通話で事前に簡単な説明をすることができたので、それもよかったです。

開発中はメンターや運営が自由に各チームのボイスチャンネルを回れるようにしました。

Discordでのコミュニケーションはボイスチャンネルに入るだけで、話さずに聞く専門ということが成立するので、会話に入るハードルが低く、オフラインよりもコミュニケーションが取りやすいということが発見でした。

反省点は、強制的に交流する時間を設けたため、コミュニケーションが生まれないことに気まづさを感じる場面がありました。

なので、交流は基本的には参加者に任せる。あるいは交流する場を設けるのであれば、話題やスクリプトを用意する必要があると思いました。


【事前に行ったこと】

まず最初はfacebookでイベントページを作成して、応募を募りました。
その後、エンジニアの友達に勧めてもらい、Peatix, Tech Play, connpassにもイベント情報を掲載すると、たった3週間で全国から30名のエンジニア学生が集まってくれました。コロナ初期で、数多くのイベントが中止になっていたことも影響していると思います。

その後は参加者をslackに招待して、連絡事項は全てslackで行っていました。
各チームのプライベートチャンネルを作っていたので、当日までに開発を行っているチームはその中で動きが見えて、運営側としても当日までワクワクしていました。

ただ、Discrodでもプライベートのテキストチャンネルが作れたので、最初からそちらにまとめておいた方がよかったと思います。

そして「事前の仕込みとリハーサルの回数でほとんどが決まる」と声を大にして言いたいです!

リハーサルを何度も行う

説明に時間がかかる場所や、理解するのに個人差が生まれそうな説明は、事前に電話やテキストで参加者に伝える

これが本当に大事だと感じました。

前項にもあるように、今回使用したツールは多く、当日のタイムスケジュールも複雑でした。
これは当日に説明するだけでは、共通認識を持つことは難しいと思い、急遽開催の3日前に全チームの代表に電話することを決めました。

その後2日間でそれぞれ時間をとって頂けたことに本当に感謝しています。


【全体的な感想】

参加者のレベルは相当高く、事後の参加者アンケートでも95%が良かったと回答してくれました。

今回のイベントは初めてづくしでしたが、終わってみるとなんとかうまくいったと思います!

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また、終了後の懇親会でいきなり始まった技術名当てゲームも、すごく盛り上がっていました!
あいにく僕はエンジニアではないので、全くわからず見る専門でしたが…。

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そして、初めてづくし&コロナで大変な時に、ご協賛していただいた企業様にもとても感謝しています。ありがとうございました!

これからも改善を繰り返し、このようなリモートイベントを継続していけたらと考えているので、次の機会にもよろしくお願いします!


【さいごに】

書いてみると、本当にちょっとしたTipsでした(笑)
ですが少しでも参考にして頂ければ幸いです!

リモートイベントをしようと考えている方が周りにいたら、是非シェアしてください!また相談などものりますので、需要があればお声がけください!

こちらの第一回オンライン学生ハッカソンの記事は、まだ続きます。
次回は、実際に今回のイベントで生まれたプロダクト紹介編!
テーマがフワッとしているだけに、本当に様々なプロダクトがありました

ただ全チームに共通して言えることはレベルが高すぎる!!!
次回はエンジニアの人必見です!是非見てください!


【参考にした記事】

以下、開催するにあたって参考にさせてもらった記事です。とても参考になりました!ありがとうございました!


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