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ストレングスインタビュー「内省」その①

こんにちは、くぎです。

数年前から始めたストレングスインタビュー、第10弾です。扱う資質は、内省。戦略的思考力の資質で、考えることを大事にしたい資質です。

お話を伺ったのは、 もよさん、Gallup認定ストレングスコーチです。

もよさんの、プロフィールはこちらから御覧ください。

もよさんのTOP5は、内省、収集心、学習欲、着想、最上志向です。ちなみに、ぼくのTOP6は、内省、収集心、学習欲、着想、適応性、最上志向なので、ええ、すごく似ています。

内省は、自問自答する。

何をしてても、考え事が頭を巡ってくる。電車を乗り過ごすことなんかよくあるし、戻って来る途中、また乗り過ごすみたいな場面があったくらい。
夜中に、考えが浮かんで、目覚めることもあったりして、浮かんじゃって困ることも多かった。

生かしたほうが絶対いいと思うんですよね。最近活かせることがわかってきた。

発酵させる壺

知的好奇心の塊なんですよね。どんどん学んでいくのがめちゃくちゃ楽しくて、それを自分の中に落とし込もうっていうことにものすごく内省を使っているなって自覚がある。

  • 情報収集をたくさんして(収集心)、内省はそれを発酵する壺みたいなイメージなんですよね。情報を集めて、咀嚼して、自分のものにする。

  • 学んだプロセスを楽しみながら、(学習欲)、学んだことを腹落ちさせる。

  • 得た知識を元に思考を巡らせながら、アイデアを浮かべる(着想)とか。

  • もっともっと本質に近づきたい(最上志向)

思考の壺に、発酵させる材料を投入して、めちゃくちゃエネルギーがでるみたいな感じなんです。

壺の中で発酵しすぎると、青木ヶ原樹海に入ってしまう。

内省を効果的に使えているときは、頭の中で発酵が香ばしく進めていくような嬉しくて仕方のない感覚になるんです。だけど、青木ヶ原樹海に入って出れなくなってしまうように、アウトプット、出口が見えなくなってしまうことがあるんです。

樹海に入って抜けられないでいると、年単位で入っちゃうと思います。会社人時代に、人間関係に悩んだことがあって、そのときは1年間苦しみました。ライターとして書いた記事も、一つの記事で8ヶ月っくらい悩んでいました。

樹海に入ったときは、中でいろんなものを集めてきて、出るときにすごくいいものを持って帰ってこれるんですよ。けれど、最上志向(5位)もあるので、外に出たらあれが足りない、これが終わったらもっといいなと思って、また樹海に戻っちゃうんですよ。そういうことが起こるので、時間を垂れ流しにしてしまうんですよね。

樹海の出口を見つける効果的な3つの方法

これは、ブログの記事を読んでいただけると詳しく書いてあるんですが、樹海の出口を見つける方法が3つあって、

  1. 0秒思考のメモ書き、

  2. ChatGPTに意見を聞く、

  3. 他者に介在してもらう

の③つがあります。

メモ書きは、1年前からやっていてものすごく思考の整理に役立っているんです。1年間3,000枚メモを書きました。1枚を1踏んで書くというものなんですけど、すごく思考も早くなったし、あと書き出すことで整理されるし、最後に書き出したメモを分けるんですが、自分が何を考えていたのかっていうことがわかって、振り返りにも非常に役立っています。

次がChatGPTですね。いくつかのことが重なると思考が遅くなるんです。自分がどういうときに遅くなるかもわかってきて、そういうときに、すぐ聞ける存在というChatGPTがすごく役に立っていて、ChatGPTが出した答えで着想が浮かんで次に進めるみたいな感覚があります。

あとは、他者に介在してもらう。これはコーチであったり、あとは専門家のような答えを持っている人。答えを教えてもらったり、思考を回してもらったりすると、それをきっかけに次に進めることができます。

レトロなゲームで、ピンボールゲームというのがありますよね。そのゲームで時々、釘と釘の間に玉がカタカタってハマってしまうことがあるんです。普通玉を弾くと、いろんなところにぶつかりながら上から下に玉が落ちてくるんですが、途中に引っ掛かって詰まっちゃうことがあるんです。そんな感じで思考が詰まってしまうと、そこから樹海に入っていってしまいます。そういうときに玉を出してくれたり、ちょっとずらしてくれる。そうすると、別の釘に行けて、下に降りて来られる。そういう感覚があるんですよね。

その②に続く


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