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『SOSの猿』を読んで

物語に没頭できる、夢中になれることはなんて素晴らしいのだろうか。
それを現実逃避だとか悪く言うことは可能である。
しかし、一時であれ現実世界を離れることは、現実世界と向き合うことと不可分であると考える。

息抜きとでも言おうか。何かに同化していく一方ではく、一歩引くことは重要である。

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