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『廃墟で歌う天使』を読んで

アウラの喪失が文化の解放を引き起こすと理解するのであれば、それは藝術に限った話ではなく、アクチュアルな一面に焦点が当たるのも頷ける。

しかし、メタ複製技術時代において〈ターク〉的かつ、その範囲内での増殖に望みはあるのだろうか。

望みがあると信じたい、と思うまで機械の自律化は悍ましい。

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